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インスタントみそ汁が決め手!「ものぐさ男の山ごはん59」は出汁の効いたトマトあさりラーメン
2021.01.14 Thu
A-suke BASE CAMP 店長
みなさん、こんにちは。「BASE CAMP」のA-sukeです。
ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない?ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。
新年明けたっていうのに1週間で首都圏は緊急事態宣言。東京・水道橋にあるワタシの店BASE CAMPも2/7までは夜営業は土曜日のみになります。エリア内の山好きのみなさまは少しの間ガマンですね。
しかし、身近なところに山がある方も多いと思います。今回紹介するレシピは寒い中で食べたい「トマトあさりラーメン」。
早速ですが使う食材はコチラ。
まずは袋麺。今回はサッポロ一番塩ラーメン。
コレは正直何でもいいです。なぜなら粉末スープを使わないから。お好きな麺を選んでください。
それから前回も活躍した粉のパルメザンチーズ。意外と安く、常温保存可能。トマト系のラーメンにチーズは欠かせません。
そして具材のブーストにもなるミネストローネ。今回はカップのミネストローネですがセブンイレブンではパウチも出ているはずです。テストではパウチの商品を使いました。パウチの方が安くてかさばらないのですが、カップと両方置いている店はないかもしれませんね……。
そしてあさりのカップみそ汁、トマトジュースですね。
では作っていきましょう。
まずはコッヘルにミネストローネスープと……。
トマトジュースをぶっこみます。このとき少量の水でペットボトルの内側とカップの内壁を洗うようにするとムダがなくてゴミも少しだけキレイになります。もちろんこの水はコッヘルに足してしまいましょう。ゆすぐ水が多すぎると味が薄まりますのでご注意を。
そして今回の肝。あさりカップみそ汁のみそ。実はこの味噌……。
あさりや魚介、こんぶのエキスなど旨味がたっぷり入ってるんです。もちろんミネストローネもおいしく調理されていますので、これらの旨味が袋麺の粉末スープ要らずの今回のレシピを支えてくれるわけですね。
で、このスープを火にかけて沸騰させます。とろみが強いのでたまにかき混ぜながら沸かしましょう。ほうったらかしだと場合によっては下のほうだけ焦げます。
沸いたら麺を茹でるわけですが、とろみが強いので麺もハシでほぐしながら茹でるといいでしょう。3分ほど茹でたら……。
最後にコチラ。あさり!
なんとカップみそ汁には茹でたアサリが真空パック(?)でそのまま入っているのです。
常温で大丈夫なんだったらもっと多めにパックして単品で売っていただきたいくらいです。こちらを汁まで残さず上に載せましょう。
そしてたっぷりのチーズとコショウをかけたら……。
でき上がり!
食べてみるとトマトジュース単品では絶対に出ない旨味のあるとろみの強いスープがおいしい! ミネストローネの具は小さいのでスプーンやレンゲを使って麺と一緒に食べるといいかも。
いっぱい食べる人はわざとスープを残しておいて食後にパックごはんをぶっこんで〆にリゾットもいいですよ。それと乾燥バジルなどのハーブも合うのでお好みで足してもいいでしょう!
最後にゴミをまとめるのに惜しくもふたが閉まらない……やはりパウチのミネストローネの方がいいのかも(笑)。ゴミ持ち帰る用のジップロックなどは必要かもですね。
来月もお楽しみに!
(文・写真=BASE CAMP A-suke)