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せっかくの肉団子を潰す!?「ものぐさ男の山ごはん60」は味もワザも目からウロコの酸辣湯ラーメン
2021.02.15 Mon
A-suke BASE CAMP 店長
みなさん、こんにちは。「BASE CAMP」のA-sukeです。
ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない?ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。
いやー、緊急事態宣言も延長戦です。ワタシの店BASE CAMPもいつもとは違う営業スタイルで耐え忍んでおります。緊急事態エリア内の山好きのみなさまはもう少しガマンですね。しかし、身近なところに山がある方も多いと思います。今回紹介するレシピはまだまだ寒い季節においしい「酸辣湯(サンラータン)ラーメン」。
早速ですが使う食材はコチラ。
まずは袋麺。今回はマルちゃん正麺の醤油味。しょうゆ味ならなんでもOKですがマルちゃん正麺は液体スープがおいしいのですよ。
それから生タマゴ。きざみ白ネギ。そして今回のキーアイテムは甘酢肉団子。
それから魔法の白い粉……。
片栗粉です(笑)
こんな風に持っていくとかさばりませんが職務質問には注意しましょう。
それから調味料として「酢」と「ラー油」を使います。
では作っていきます。
まずは甘酢肉団子をパックのまま指でそぼろ状に潰します。好みで大きく残してもいいし、粉々にしてもいいです。
そのまま水にぶっこんでしまいましょう。かなりとろみが強いので最後はお箸で挟んでこそぐようにするといいでしょう。
スープだけだとこんな感じ。すでにおいしそう。
さぁ、ここからストーブに火を付けて煮込んでいきます。
沸騰したら麺を入れます。粉末スープも入れちゃってください。
そして酢を入れます。おおむね大さじ1杯というところですがお好きな量ですね。甘酢あんかけ自体に酢も入っているのであまり得意じゃない人は入れなくても大丈夫です。逆に入れ過ぎには注意してください。入れ過ぎはリカバリー難しいので。
酢やラー油など絶対にこぼしたくない液体の運搬に最近よく使っているのが乳酸飲料系の小型のペットボトル。軽くて液漏れしないのでオススメです。コレをジップロックに入れて持っていけば安全です。
酢を入れたら今度はネギです。
ネギは煮込めばクタッとして甘みがでます。生に近ければ近いほどシャキッとして辛味があります。お好みで入れるタイミングを計ってください。ここでは流れでネギを入れています。最後のトッピング用に少しだけ残して全部入れてから2分ほど煮込む感じです。
さて、マルちゃん正麺は3分煮込んで完成なのですが2分で火を一度停めます。ここで片栗粉を入れます。シェラカップなどであらかじめ水で溶いて回し入れてください。片栗粉の分量は大さじ1/2程度で水は30㏄くらい? テキトーで大丈夫です(笑)。とろみをつけるわけですが、火を止めてから回し入れるとダマができにくいです。
そして再び火をつけてかき混ぜてから溶き卵を流し入れます。先ほど片栗粉に使ったシェラカップなら洗い物が増えないのでイイでしょう。かき混ぜてからゆっくり流し入れてね。
で、ゆっくりかき混ぜつつ卵がイイ感じに固まったら9割は完成。
最後に残しておいたネギとラー油を好みで回しかけて完成です。辛いのが苦手な人はゴマ油でもいいですよ。
いやー、これはおいしい! 普通に家で作ってもいい。
甘酢肉だんごのパワーがすごい。お肉のうまみとボリュームの他にも中に練り込まれたタケノコがちゃんと食感として残ってるのがGood!
マルちゃん正麵の醤油ダレと甘酢の相性もいい。酸っぱさよりも甘みがちょっとだけ強いので、正直酢を入れた方がおいしいと思うけど、酢とラー油は最悪省いても大丈夫。もっと言えば最悪ネギもなくたっていい。
さぁ、来月はぼちぼち温かくなっているかな? まだまだラーメンのネタで行きますよ。
こうご期待!
(文・写真=BASE CAMP A-suke)