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ラーメンとハンバーグの未知なる遭遇。「ものぐさ男の山ごはん62」は意外に合うデミ味のチキンラーメンレシピ
2021.04.08 Thu
A-suke BASE CAMP 店長
みなさん、こんにちは。「BASE CAMP」のA-sukeです。
ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない?ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。
すっかり春ですね。東京はすっかり桜も散ってしまいましたが、山に行けばまだまだ肌寒いのです。そんな山行で食べたいラーメンレシピシリーズですが、今回はコーンポタージュラーメン以来のバカレシピ。
なんと「ハンバーグラーメン」!
今回使う食材はコチラ。
まずは袋麺。今回は初めての登場のチキンラーメン。
この連載始めてから気づいたんですけど、意外にも鶏出汁のラーメンってメジャー袋麺だとチキンラーメン以外ないに等しいんですね。
そして食材の本丸のハンバーグですが、今回は贅沢に「金の直火焼ハンバーグ」を使いました。デミグラスソースがこのレシピのキモなので、ほかの商品でもデミグラスソースであれば問題ないかと思います。そしてタマゴ。
それからあったらいいなの食材がコチラ。
カットほうれん草。安くて使いやすいのですが、山で使うには量が多すぎるんですよね。
では早速作っていきましょう。
まずはフライパンなどでタマゴを目玉焼きにします。
どうしてもラーメンのほかに目玉焼き用にもうひとつ調理器具(もしくは一時的によけておくための皿など)が必要になりますので、手元にない場合はゆで卵などでもOKです。しかしハンバーグには目玉焼きでしょう。
目玉焼きが完成したらしばらくはステイ。
続いてラーメンを作っていきます。まずはコッヘルに400㏄程度の水を張ってハンバーグをソースごと全部投入します。
で、火にかけて沸かします。
弱火から中火でゆっくり加熱するとハンバーグが芯まで温まります。沸騰したら……。
チキンラーメンを投入。
チキンラーメンにスープの素などありません。麺にスープが染みていますからそれをお湯に溶かすように箸でほぐしながら弱火で1分ほど煮ます。
1分が経つころにカットほうれん草も入れましょう。こいつは温めればいいだけですので食べる直前に入れればOK。全部入れると多いので半分くらいですかね。もちろん全部入れてもOK。
で、最初の目玉焼きを載せれば完成です。
あぁ。黄身が割れてしまった……。もっと硬くすればよかった。
しかしどうですか!? このバカっぷり(笑)。まったくラーメンとは思えません。
しかし、味の方はなかなかのオリジナリティとおいしさがあります。
チキンのスープとデミグラスソースが混ざっていい意味でさっぱりとしてくど過ぎないスープになっています。牛特有のうまみの染み出したスープなんだけど、濃厚すぎずおいしい。
そして牛肉のパワーがすごい。金のハンバーグおいしすぎます。ぜひハンバーグをかじりながらラーメンをすすってください。
やはりこの手の味にはタマゴやほうれん草が合います。チーズや黒コショウも合うでしょう。具などは完全にハンバーグ寄りなんですけど、それでもちゃんとラーメンになってるんだからチキンラーメンってすごい。これ、バカレシピですけど発明かも(笑)。
あぁ、食べ終わってしまった。
しかしカットほうれん草が半分残っているのです……。持って帰るのもなぁ……。
ということで。
パックごはんでリゾットです。
これを残り汁にぶっこんで弱火で加熱してちょうどよくなったら残りのカットほうれん草を全部入れちゃいましょう。
チーズも黒コショウもかけてみましたがやはりこの味には合う。
しかしまぁ、味が変わるわけではないのでたくさん食べる人向けですね。2人のときはココまでやるとスープも残らずちょうどいいでしょう。
来月もこうご期待! ラーメンレシピ、まだまだ続く!
(文・写真=BASE CAMP A-suke)