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大量キャベツで満足感ましまし。「ものぐさ男の山ごはん89」はイカと千切りキャベツのお好み焼き
2023.09.19 Tue
A-suke BASE CAMP 店長
みなさん、こんにちは。「BASE CAMP」のA-sukeです。
ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない?ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。
いつの間にやら夏が終わり秋に移り変わりつつありますね。ここからがアウトドア遊びのゴールデンシーズンです。
さて、今回作るのはいままでと少し毛色が違う「イカと千切りキャベツのお好み焼き」。
食材はコチラ。
まずは千切りキャベツ。
それに「熟成焼きいか」にタマゴひとつと、ほんだしと中濃ソース。
それと小麦粉。
ゴミ袋にもなるのでジップロックに入れて持っていきましょう。量は大さじ5。
何度も書いていますがタマゴは市販のタマゴケースが便利。各社いろいろ出ているのでお気に入りを見つけよう。
まず水100ml程度(普通のコップの半分くらい。今回使ったパーゴワークスのトレイルポットだと200mlに目盛りがあるのでその半分)とタマゴと小麦粉、そしてほんだしを4g(小袋の半分)を入れてよくかき混ぜます。
で、コレに……。
千切りキャベツを入れてよくかき混ぜて……。
さらにイカを入れたら準備OK。
コッヘルのままでもイイのですが、ひっくり返すのが大変なので材料をすべてフライパンへ移します。
で、弱火でじっくり焼きます。おおよそ片面10分くらい。
あ、これは使ったフライパンのテフロン加工が強いので直接焼いています。そうじゃないコッヘルなどはシリコン加工のアルミホイルを使うといいです。
写真に撮れなかったけどフタを利用してひっくり返すとうまくいく。
コツはあらかじめ焼き加減を見ながらスプーンやヘラを端に入れて持ち上げて、底が剥がれるのを確認しておくこと。
で、反対側も5分くらい焼いたら大体完成。
焼けているかどうかは箸を刺して確かめるといい。タネが箸に付いてしまうようだったら、プラスαで加熱しましょう。
中濃ソースは60gの小さいパッケージだと頭がスクリューキャップなのでアウトドアでも使いやすいぞ。
で、イカについてくるマヨネーズを格子状にかけて……。
かつおぶしや青のりを振れば完成。
千切りのキャベツがいつものお好み焼きと違う食感で美味しいです。具に関してはネギや干しエビなどを入れてもいいし、イカじゃなくてウィンナーやベーコンなどでもいいし、チーズを入れてもいいですね。そのあたりはお好みでお願いします。
また、今回は全部いっぺんに焼いたので、分厚いですが薄く焼いて2回戦にしてもOK。
普段と趣向を変えたレシピでしたが、ぜひ山で試してもらえればと思います。
そして最後に……。この「ものぐさ男の山ごはん」ですが、2016年春に連載をスタートさせて今回で89回目。次回90回目を最終回とさせていただくことになりました。最終回に掲載するレシピはどうしようか目下悩み中。秋の山に合う山ごはんを提案したいと思っています!
(文・写真=BASE CAMP A-suke)