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活動休止したOvall。ラストライブをタワーレコード渋谷で12月13日に開催!
2013.12.11 Wed
菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ
2009年、まだファーストアルバムをリリースしていないのにも関わらず、<朝霧ジャム>への出演を果たしたOvall。プロデューサー、トラックメイカーとして活躍するShingo Suzukiが、ドラムスのmabunua、ギターの関口シンゴとともに、「この3人ならば新しい音が作れる」と感じ、始動したバンドプロジェクトだ。
ジャズやフュージョン、ヒップホップなど、多様な音楽をミックスし、サンプリングした音とともにカラフルなサウンドをジャムのなかに昇華していく。そのスタイルで、<朝霧ジャム>以降、数多くのフェスに出演を果たしてきた。
3年8カ月ぶりにセカンドアルバムを11月20日にリリース。9月からリリースの直前までに行なわれたツアーでは、そのアルバムに収録された楽曲を、披露するという新たな挑戦も行なわれた。
そのツアー中に、突然活動の休止が発表された。理由は「個々の音楽に一度立ち返ること」。ひとりひとりの音への追求をさらに深め、いつか3人で再びOvallを再始動してもらいたいものだ。
リリース後、唯一予定されているのが、渋谷タワーレコードでのミニライブ。タワーレコードのインフォメーションでは「ミニライブ&サイン会」となっているけれど、ツアーと同じスタンスでやってくれることを約束してくれた3人。最後、という言葉は使いたくないけれど、しばらくは見ることはできない、生のOvallをチェックしなくっちゃね。