「フェス番長」というニックネームを、YAHOOからいただいたDACHAMBO。2011年に、1万人ものファンを集めたキャンプインの野外フリーフェスを開催。野外フェス＝DACHAMBOというイメージを決定づけた。

　そのDACHAMBOが、突然活動を無期限で休止したのは、昨年2月のこと。その理由は「新しい音楽、新しいサイケデリックを見つけるため」だった。去年、唯一6人でステージに上がったのは、社会現象ともなった渋谷での「選挙フェス」だけ。いつもいるDACHAMBOが野外フェスにいない。その喪失感が大きかったファンも多い。

　そして今年。活動を停止してから1年あまり。ついにDACHAMBOが復活する。その場所として選ばれたのが、今年10周年を迎える濱JAM。濱JAMは、DACHAMBOとともに歩んできたイベントと言っても過言ではない。

　フェスも、どこか予定調和の空気が流れているものも少なくない。それだけフェスが成熟しているということでもあるのだろうけど、この閉塞感に包まれて日本で、フェスという時間くらい風穴を開けてもらいたいと思ってしまう。そんなときに、DACHAMBOの不在が、シーンにとっても大きな要素になっていたように感じる。

　3月に発行されたLjで、DACHAMBOはこんなメッセージを投げかけている。

「さあ、夢のつづきを始めようよ！みんなで始めようよ！もっと大きなみんなになるように！！」
　DACHAMBOの夢つづきはもうすぐ始まるよ。「ピーーース！！！」

”Re-DaRISE”～DACHAMBO完全復活祭×濱Jam祭10th Anniversary
開催日：4月29日(火・祝)
会場：横浜ベイホール
開場・開演：4時20分
LIVE：Dachambo（2SET）
DJ：∈Y∋（BOREDOMS/V∞REDOMS）／DJ YOGURT( UPSET REC )
LIVE PAINT：gravityfree
VJ：OVERHEADS／Flower HeadLand

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