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東京・八王子に素敵な手の仕事が集結! 「陣馬山麓アトリエ展」
2014.10.19 Sun
藤原祥弘 アウトドアライター、編集者
山梨県から続く大きな山塊の足が、関東平野と接するのが東京の八王子市周辺。都心部から電車で1時間弱の場所でありながら、森にはシカやイノシシ、川にはヤマメも棲む豊かな生態系が残されています。
こんな環境を求めて自然派の作家が集ったのが、陣馬山西側の谷間。陶芸や木工の作家たちが浅川の流れに沿ってアトリエを開いており、年に一度、秋に「陣馬山麓アトリエ展」を開催しています。
出展されているのは陶器、木工を中心に染め物、編み物、ガラス、日用品などなど。なかには絵や「ものがたり」といったちょっと気になる出展も。
今年は10月18日(土)〜26日(日)の日程で、作家たちが自身のアトリエを解放して展示即売会やワークショップを展開。それぞれの作家がつながりをもつ仲間の出展もあり、今年は20以上の工房の作品が集まっています。
この展覧会の中心のひとつとなっているのがアトリエ「モミとシカ」。春までこの地に住んでいた長野修平さんのアトリエを引き継いだ小屋を中心に、幾人もの作家の作品が並べられています。
もちろん、長野修平さんも出展。ご自身のネイチャークラフトと奥様・長野深雪さんのステンドグラスを出品されています。
ときは低山ハイクのベストシーズン。この機会にアトリエ展と合わせて陣馬山麓を訪れるのはいかがでしょうか?
■ データ
「陣馬山麓 アトリエ展」
2014.10.18(土)〜26(日) 11:00〜17:00
場所 :八王子市上恩方町川井野周辺
交通 :JR高尾駅北口一番乗り場
陣馬高原下行き 毎時 34分発
(一時間に一本 約30分乗車)
下川井野~川井野下車
駐車場 :森のアトリエ 4台
日々器 4台
調麓、モミとシカ、サリヒラフ 約20台
※駐車場は限りがあるため、土日はなるべくバス等をご利用ください。
アクセス、コンテンツの詳細は以下アドレスへ!
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