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東日本大震災を再び考える市民イベント、ピースオンアース、今年は日比谷公園と代々木公園で開催。
2015.02.20 Fri
菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ
2011年3月11日。東日本大震災。もうすぐ4年を迎えようとしています。
福島原発事故の行く末も見えないまま、事故を過去のものにしようとする流れも少なくありません。
東日本大震災を振り返る市民の集いとして、首都圏最大級で開催されるのが、「ピースオンアース」。今年も3月7日と8日の東京・日比谷公園と、3月11日の東京・代々木公園で行なわれます。
震災がもたらしたものなのは何なのか? エネルギー問題の未来は? そんな課題を、みんなで考えるイベント。今年も、加藤登紀子さん、謎のフォークトリオのエセタイマーズ、NAMBA69、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND、アジアンカンフージェネレーションの後藤正文さん、シアターブルックの佐藤タイジさんなどのミュージシャンなどが、ライブやトークなどで未来へのメッセージを発してくれます。
入場料無料のフリーイベントの「ピースオンアース」。オーガニックな食材やアイテムを扱うショップやNPOなど出店。その光景は、自由を愛するファンが集まる春フェスのよう。現在、出店者を募集。開催に向けたクラウドファンディングも行なっています。
発行されたばかりの農を根幹にしたライフスタイルを提案するフリーペーパー『88』も、最新号の特集は「3.11をもう一度考える」。忘れてはいけないこと。体験してしまったことを伝えていくこと。それが未来へ繋がる橋になるはずです。
ピースオンアース
3月7日(土)8日(日)
会場:日比谷公園
3月11日(水)
会場:代々木公園
ライスペーパー88
39号配付中
特集「3.11をもう一度考える。」
ラビラビ、鎌仲ひとみ、虹乃美稀子(仙台ゆんた)、
田中鉄太郎(FUNADE)、木村純(田伝むし)、ほか