- カルチャー
アースデイって知っていますか。4月22日は地球環境を考える日。
2015.04.17 Fri
菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ
「アースデイ」って知っていますか。
カウンターカルチャー〜ヒッピームーブメント全盛だった60年代後半に、そのカルチャーのテーマのひとつである地球環境を、考えるきっかけになればと提唱された「地球の日」。それからしばらく時間が経過し、2009年の国連総会で4月22日を「国際母なる地球デイ」とすることが採択された。4月22日になったのは、アメリカの上院議員ゲイロード・ネルソンさんが1970年4月22日に、環境問題についての討論集会の開催を呼びかけたことに起因している。
そんな「アースデイ」。今では、日本の各地で、地球保護を訴えるイベントとして開催されている。もっとも盛大なものが、代々木公園で行なわれる地球市民フェスティバル「アースデイ東京」。数多くのNPOやNGO、エコロジーなブランド&ショップが出展する。ステージではライブやトークも行なわれる。
代々木公園の横の明治神宮の森で開催されるのが「アースデイいのちの森」。森と向き合い、木と触れ合いながら、生き方や自然とのつきあい方を考える場づくりが行なわれる。代々木公園の「アースデイ東京」とはひと味違う、地球との接点が感じられるはずだ。
神奈川県の大船観音で開催されるのが「アースデイ大船観音」。福島原発事故後を追ったドキュメント映画『小さき声のカノン』の鎌仲ひとみ監督のトークのほか、60年代の日本のコミューン運動の中心的なメンバーだった詩人の長沢哲夫さんと内田ボブさんのライブが行なわれる。
これ以外にも各地で開催されるアースデイ。地球のことを考えるきっかけの日に参加してみては。
アースデイ東京
4月18日(土)19日(日)
会場:代々木公園
アースデイいのちの森
4月18日(土)19日(日)
会場:明治神宮
アースデイ大船観音
4月19日(日)
会場:大船観音