- カルチャー
ネパールの大地震からひと月が経とうとしています
2015.05.21 Thu
4月25日の大地震発生から、早くもひと月が経とうとしています。エベレスト登頂をめざしていたAG隊は今期の登山を中止して、現地にてしばらくの間、支援活動を続けてきました。そして、近藤謙司さんは20日に帰国。
AG隊の一員としていっしょに活動していた「なすび」さんはいまだ、カトマンズ周辺でできることに邁進している日々だとか。
18日付けの近藤謙司さんのブログ「けんけんブログ」によれば、「AGエイド活動は『しゃくなげの花プロジェクト』へ……」と題して、現地でのさまざまな想いを綴りつつ、エイド活動が次の段階に入ったことを報告しています。
「しゃくなげの花プロジェクト」は、ネパールで被災された方々への支援をお願いする活動で、なすびさんの「エベチャレ」のシステムを利用したファンド。しゃくなげは、ネパールの国花であり、なすびさんの故郷、福島の県花でもあるそうです。
また、AG隊といっしょにロブチェピークをめざしたコロンビア登山学校でも、ネパール支援の一環として、5月1日からサポートを続けています。
登山学校の大もとであるコロンビアスポーツウェアジャパンによる支援活動で、日本国内にあるコロンビア、ソレル、マウンテンハードウェア、モントレイルを扱っている直営店(コロンビアスポーツウェア直営店、マウンテンハードウェア直営店、フットウェアストア)と、オンラインストアでの、5月1日から30日までの1ヶ月間の売上げの1%を支援期間を通じて、ネパールの現地へと寄付するという活動です。
3.11の大地震では、たくさんのネパールの人々が手を差し伸べてくれました。今度は、こちらの番。日本からでもできることがある、近藤さん、なすびさん、そしてコロンビアの想いの詰まった被災地支援の活動です。