- カルチャー
「富士山の達人に聞け!」富士登山の歴史と文化に触れるスライドトークショー開催!
2017.07.14 Fri
北村 哲 アウトドアライター、プランナー
パネラー (左から):井賀 孝、KIKI、篠原 武 ※50音順
夏になるとチラホラ話題になるのが「フジロック」と「富士登山」。
どちらも「いつか行きたいな~」「行ったことあるよー」なんてよく耳にします。
今回オススメしたいのは「富士登山」!
「そもそもなぜ日本人は富士登山をするの?」「どんな景色がみれるの?」といった疑問を抱く人も少なくないと思いますが、歴史的な背景を知ったり、素晴らしい景色を眺めたり写真を撮ったりする魅力の再発見ともなるスライドトークショーに参加するなどでも、そのよさを知ることができると思います。
富士山は、2013年に「信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録され、今年で4年目を迎えるのですが、この度 7/26(水)に 代官山蔦屋書店 ( DAIKANYAMA T-SITEイベント ) にて、 富士登山「絆」フォトコンテスト応援企画 として【スライド&トークイベント】が開催されることになりました。
会場は、コチラの1号館2階 イベントスペース
2部構成で行われる今回のイベント。前半は「富士山の歴史・文化」後半は「景色」のはなしと展開していきます。
前半は、パネラーに昨年放送されたテレビ番組「ブラタモリ #52富士山麓」で案内役を務めた、ふじさんミュージアム学芸員の篠原武さんが登壇。富士登山というと5合目~山頂の部分しか御存知ない方もたくさんいらっしゃると思います。実は、その昔は麓〜5合目の登山道が重要な役割を果たしてきました。あまり堅苦しくない感じで「富士登山の歴史や文化」の解説をいただきます。
先日の6月25日に行われた「歴史登山」企画の様子。参加者を前に解説する篠原武さん
後半は、登山を通じて経験する「景色や撮影」などのお話を写真家で山伏の井賀孝さん、モデルのKIKIさんの撮影した写真をスライドで眺めつつ、お二人に富士登山で体験できる魅力についてお話をお聞きします。
井賀孝さんの写真(富士絆オフィシャルブック・2015年インタビューより) KIKIさんの作品(富士絆オフィシャルブック・2012年インタビューより)
また、トークショー終了後は、各自の著書へのサイン会も開催。
過去に登ったことがある方も、初めて登る方も、富士山の歴史や文化を学んでみると、それまでの思い出や見え方も変わって来るハズ!初顔合わせのパネラー3者のクロストークも楽しみです!
今年の夏山に向けてのテンションもきっと盛り上がること必須のこのイベント、オススメですよ!
【スライド&トークイベント】
3人が語る、世界文化遺産・富士山の歴史・文化・景色のはなし
・日時:7/26(水) 19:30-21:00 (40分づつ2部構成、途中休憩あり)
・場所:代官山蔦屋書店 1号館 2階 イベントスペース(アクセスマップ)
・申込み:代官山 T-SITEイベント
【参加条件】
イベント参加券(1,080円/税込)の購入でご参加可能です。
【申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
①代官山 蔦屋書店 店頭(1号館1階レジ)
②オンラインストア(受付は、クレジットカードのみ)
③お電話:03-3770-2525 / 人文フロア
【パネラー】※50音順
井賀 孝(いが たかし)
1970年和歌山生まれ。写真家。ブラジリアン柔術黒帯。山伏。著書に『ブラジリアン バーリトゥード』『山をはしるー1200日間山伏の旅ー』『不二之山』『すべての山を登れ。』写真専門誌「フォトコン」において『井賀論。』連載中。まもなく5冊目の著書『VALE TUDE』(竹書房)刊行予定
KIKI
モデル。東京都出身。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒。雑誌をはじめとする、広告、テレビ出演、映画などで活躍。旅や登山をテーマにしたフォトエッセイ『美しい山を旅して』(平凡社)など多数の著書がある。月刊文芸誌『小説幻冬』(幻冬舎)にて書評の執筆、ライカの会報誌では写真とエッセイの連載を担当するなど活動は多岐に渡る。
篠原 武(しのはら たける)
ふじさんミュージアム(富士吉田市歴史民俗博物館) 学芸員, 神奈川県逗子市出身。2002年(平成14年)3月 明治大学史学地理学科考古学専攻卒業、同4月富士吉田市役所就職、ふじさんミュージアムに配属され現在に至る。主に市内の文化財保護を担当する。また、考古学は縄文時代を専門とし、市内の遺跡の発掘調査を行う。富士山信仰の調査も行い、世界遺産富士山の調査・保護業務などにも携わる。昨年10月放送のNHKブラタモリ「#52 富士山麓」にて案内役をつとめた。
【お問い合わせ】
チケット・代官山 蔦屋書店 店頭(1号館1階レジ)
電話:03-3770-2525 / 人文フロア
プレス:富士登山「絆」フォトコンテスト実行事務局 北村
Email:fujikizuna@gmail.com