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【海外】荷物の詰め方を短くサクッとまとめました。4分でわかる上手なパッキングのポイント
2018.05.15 Tue
多くの方にとっては「何を今さら」だとは思いますが、バックパッキングシーズン到来の今、もう一回おさらいしておきましょう。
アメリカのシェラデザインズ(Sierra Designs)がシリーズとして公開しているのは山岳ガイドのアンドリュー・スクルカ(Andrew Skurka)さんが教えるバックパッキングのコツ。毎回テーマを絞って要点だけをサクッと話してくれる、とても見やすい動画です。
今回ご紹介するのは「荷物の詰め方」。重いものは上に、軽いものは下に、って基本事項は知っていたとしても、それを「いかに効率よく実現するか」という方法論までを学ぶ機会は少ないかもしれません。
アンドリューさん曰く、
「最も大事なのは整理整頓と、いかに取り出しやすいか。次いで、重量配分」
だそうです。そのために、荷物は使用頻度に応じて入れ分けます。
基本的な分類は3つ
1)夜まで使わないもの→バックパックの底に
2)昼間使うけど頻度は高くないもの→バックパックの中。上の方
3)昼間よく使うもの→雨蓋など、パックを開けなくてもアクセスできるところ
です。
その上で、食料や水といった重いものはなるべく背中に近づけながら、左右の重さのバランスを取ってやります。
アンドリューさんはこうした原則をスマートに実現するため、スタッフバッグを使っています。細かい荷物もグループごとにまとめて、大きな塊にしてパックに詰める。こうすれば荷物の偏りも防ぐことができますし、目的の荷物に一発でアクセスできます。それに何よりも整理整頓が行き届くので、忘れ物がありません。そしてパッキングの時、防水のための工夫をしている点にも注目。しかもそれが重量よりも丈夫さを優先しているあたり、現場感に溢れていていい感じですね。
他の人がパッキングする様子を見ることはあまりありません。それが山に慣れたガイドさんになればなおのこと。短い動画ですが、そこかしこに役立つコツが散りばめられています。例によって字幕オンの自動翻訳でお楽しみください。
How to pack a backpack: Organization & load distribution
(アイキャッチなど、画像は上記サイトから引用)