- カルチャー
【海外】これでスッキリ! コアとなる13アイテムを中心に組み立てる、機能的なレイヤリングを6分で解説
2018.05.29 Tue
レイヤリングという言葉はすっかり一般化しました。基本は分かっています。が、どうにもアタマの中がまとまらないのが現状です。理屈はわかっていても山行のたびに何を着ていけばいいんだっけ?と迷い、途方に暮れ、挙げ句には良さそうなシャツを買ってしまったりするけど、押し入れの奥からよく似たようなものが出てくる始末。
僕らはそんな、レイヤリングの混沌の中に生きています。ならば一度、物事をゼロから考え直してみましょう。先日来より頼りにしている「シエラデザインズ(SierraDesigns Gear)」のアンドリュー(Andrew Skurka)さんの場合、13アイテムを選び、それらを中心に組み立てることでレイヤリングを簡素化。ちゃんと3シーズンを乗り切っているそうです。
その13アイテムとは
1)ポリエステルなど薄く通気性に富んだ半袖シャツ
2)同様の長袖シャツ。えり付きであること
3)丈夫な長袖シャツ。ペルメトリンなどを使った虫除け効果があればなおよし
4)ランニングショーツ
5)トレッキングパンツ
6)化繊の下着
7)レインジャケット
8)レインパンツ
9)フリースジャケット。防風である必要はない
10)中綿入りジャケット。ダウンでも化繊でも良い
11)中綿入りパンツ
12)寝巻き用シャツ。乾いた着替えとして役立つ
13)寝巻き用パンツ
あとはこれらを上手く組み合わせることで、かなり幅広く対応できるそうです。
もちろんアンドリューさんが活動の中心としている北米と日本では気候も違いますし、汗かきとか寒がりといった体質の違いもあるでしょう。けれど、基本的には
ア)寒暖に合わせて、乾きの早い衣類を2セット
イ)2段階で対処できる防寒着
ウ)雨具
エ)乾いた着替え
の4カテゴリーにまとめられていることが見て取れます。
となれば、あとはこの考えに従ってクローゼットの中身を区分けするのみ。その前に、動画を見て大枠のイメージを掴んでいただけるとよろしいかと。いつものように、字幕オンの自動翻訳でお楽しみください。
■Core 13 Clothing Collection: Backpacking for 3-season conditions
(アイキャッチなど、画像は上記サイトから引用)