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地球を滑る旅 PhotoBook「ギリシャ編」、本日発売。全国を巡るトークショーが始まっていますよ!
2018.10.20 Sat
林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者
待ってました! ついに本日、Akimamaでも特別編を連載中の「地球を滑る旅 Ride the Earth」の第6弾フォトブック「ギリシア」が発売となります!
今回、旅したのはギリシャ。エーゲ海とか神殿とか、思い浮かべるのは海を軸にした優雅な風景。イメージの中で白いのは大理石ですが、地球を滑る旅で白いのは雪です。しかも、今回は驚くべきスキー天国に巡り合ってしまったのです!
■「RIDE THE EARTH Photobook 06 GREECE」
著者:Rider Text 児玉毅/Photo 佐藤圭 210×270mm/120頁/定価 2,000円(税抜) お求めは全国の書店、セレクトショップ、スキー・スノーボード専門店、または直販ページでどうぞ
そもそもこの旅は、プロスキーヤーの児玉 毅(こだまたけし)さんが抱える、世界中の滑ったことがないスキー場を滑りたい!という好奇心を推進力にしたもの。そこに、プロカメラマンのサトウケイさんが同行しているという形をとっています。
注目すべきはその行き先です。今までにこのプロジェクトで訪れた国を挙げると、レバノン、モロッコ、アイスランド、カシミール、ロシア......。確かにスキーができそうな国もありますが、どう考えてもスキーとは結びつきそうにないところもあります。
が! そんなところにもスキー場があるんです。そしてスキー場があるなら一定数のスキーヤーがいて、必ずスキー文化があるはず。そのスキー文化に触れることが、このプロジェクトの着地点。とは言え、スムースに着地できたことは一回もありません。毎回毎回、想像の遥か上で乱気流に揉まれながら着地点を探る、という旅が続いています。
旅の様子は国ごとに、これまで5冊のフォトブックにまとめられてきました。それがどんなフォトブックなのか知りたいですよね。というわけで、Akimamaでは過去5回の旅の様子を特別編として連載しています。
No.0 プロローグ 「世界の雪山を滑る旅へ」
No.1 レバノン編 「行ってみないと始まらない! だから滑りに行ってみた」
No.2 モロッコ編 「アフリカにもスキー場がある? 巡り合った、ツンデレ雪と砂スキー」
No.3 アイスランド編 「人口密度はスッカスカ、自然の厳しさビッシビシの桃源郷」
No.4 カシミール編 「デタラメでいて素晴らしい。特濃な人と、自由すぎるスキー場」
No.5 ロシア編 「近くて遠いウォッカの国の、近いところと遠いところ」
そして、この「地球を滑る旅」では毎回恒例。フォトブックの出版記念として、児玉 毅・サトウケイのお二人が全国を行脚。旅のこぼれ話と、フォトブックには入り切らなかった膨大な写真をスライド上映しながらのトークショーを開催しています。
このツアーはすでにスタートを切っています。今後の予定を挙げると
10月20日 東京・メソンセルバンテス
10月21日 名古屋・笠寺キッチン
10月26日 米子・Mt.Adventure harmony
10月27日 広島・KUROHIGE SEEFOOD SEAFOOD
10月28日 神戸・IBS石井スポーツ ダイエー神戸三宮駅前店
11月 4日 札幌・Brooklyn Parlor Sapporo
11月 9日 網走・カフェロッジ
11月23日 帯広・ホテルヌプカ
11月24日 富良野・Cafe Dining Bar 麓 ROKU
11月25日 東川・居酒屋りしり
という具合。各会場へのアクセスや料金などは「地球を滑る旅」のフェイスブックページに詳しく掲載されています。
Ride the Earth 地球を滑る旅 イベント情報
会場では今回の「ギリシャ編」のフォトブックはもちろん、過去のバックナンバーも入手可能。そして! 毎回楽しみなトークショー限定のノベルティグッズも販売されます。
男性用・女性用はもちろん、キッズサイズまで揃ったTシャツのデザインは、フォトブックのデザインも担当する北海道ローカルデザイナーの吉田 "デカチョー" 尚弘さん。そして北米原住民族のアートにインスパイアされたという旅心くすぐる手ぬぐいは、北海道在住のデザイナー・DEGARASHIさんによるもの。こ、これは気になる!! Tシャツ: 3500円(税込)、てぬぐい: 1620円(税込)
というわけで、Akimama読者諸氏におかれましては、児玉 毅というスキーヤーがいかに話術に長けているか、そしてサトウケイというカメラマンがいかに美しく旅を切り取っているかを、本人たちと同じ空間の中で感じ取っていただければと思う次第です。