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スキーに行くなら旭川を拠点に。OMO7 旭川に「SNOW BUM ラウンジ」がオープン
2019.12.17 Tue
林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者
北国に滑りに行くスキーヤー、スノーボーダーたちに朗報です。来年春のスノーシーズン終了まで、旭川にあるホテル「OMO7 旭川(おもせぶん あさひかわ)」内に滑り手のマインドをくすぐりまくる「SNOW BUM(スノーバム)ラウンジ」がオープンします。
「OMO」は星野リゾートのホテルブランド。「寝るだけで終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」として2018年春にスタートしました。
都市にはさまざまな魅力が溢れていますが、OMOではそうしたホテル周辺の観光スポットを精力的に紹介。オリジナルのマップを作ったり、地元の友人のように気さくにおすすめスポットに案内してくれる「ご近所ガイド OMOレンジャー」がスタンバイするなど、ホテル周辺をローカルなリゾートとして捉えています。さらにホテルの中にも楽しい仕掛けを用意して、訪れた人の旅心を一段と盛り上げてくれるというわけです。
クリスマス前なのでちょっときらびやかに。そして、旭川にちなんでラーメンをかたどったクリスマスツリーも登場。賑やかに飾り付けられたホテルのエントランスだけで、OMO7 旭川がいかに旅を盛り上げてくれるかがわかる
このOMO7 旭川が、冬の旭川を楽しんでもらおうと、1つのキャンペーンをはじめました。それが「旭川、スキー都市宣言」です。
旭川は道内第2の都市ながら、内陸部の上質なドライパウダーを体験することができます。これまでスキーの旅は、アクセスを優先してスキー場の近くに宿を取ることが主流でした。が、視点を変えて都市に滞在したとしたらどうでしょう?
旭川周囲にはカムイスキーリンクスや大雪山旭岳、富良野スキー場の他、ローカルスキー場も沢山。都市に泊まればこれらのゲレンデの中から、その日一番コンディションのいいフィールドを選び取ることができます。また天気が荒れてスキーに適さない日なら、旭山動物園や市内観光などで楽しむことも可能。どんなときでも臨機応変に楽しむことができるのは、都市滞在ならではの強みです。
そして最大のポイントは食。旭川は飲食街が街の中心部に集中しており、グルメからディープな路地裏呑処まで、飲食店の数は2000軒を超えるほど。これらがすべてアフタースキーのプレイグラウンドになり、予算に応じてさまざまな味を楽しむことができます。
そうした都市滞在のメリットを全面に打ち出した「旭川、スキー都市宣言」ですが、今年はそれをさらに具体化。OMO7 旭川では宿泊者を対象に「スキーヤー・スノーボーダーのテンションを上げる7サービス」や、「SNOW BUM ラウンジ」をオープンしています。
「SNOW BUMラウンジ」に利用されるのは、ホテル1階のOMOカフェ&バル。このゆったりしたスペースが、翌日の滑りに胸をときめかせる滑り手たちのリラックススペースとして提供される
ラウンジはホテル1階の「OMOカフェ&バル」。通常、バルは21時半ラストオーダーですが、冬の間は24時まで延長。21時半以降は大型スクリーンでスキーやスノーボードのビデオも上映され、軽いおつまみとお酒を楽しむことができる、滑り手向きのリラックスラウンジへと変わります。
左/バースペースでは地元旭川の地酒や富良野ワインなどを楽しむことができる。 右/もちろんビールはサッポロ クラシック。やっぱり北海道に来たらこれ!
左/旭川市内の珍味問屋さんから仕入れた海産珍味をガチャガチャのカプセルに入れて提供。ワンコインで、何が出るかはお楽しみというおつまみも遊び心たっぷり。その後ろでは、スキーやスノーボードの映像を大スクリーンで上映。 右/簡単ながらスナック類も充実。スケートボードのデッキを利用したトレイもテンションを上げてくれる。
さらにこの「SNOW BUMラウンジ」では「スキーヤー・スノーボーダーのテンションを上げる7サービス」のひとつとして、毎週金曜日に「雪バカたちのFRIDAY」と名付けられたトークショーを開催。旭川周辺の雪遊びに長じた雪バカたちが、地元のスキー場の攻略法やとっておきのギア情報、今の天気ならここに行け!といったアツい情報を惜しみなく披露してくれる予定です。
ちなみに7つのサービスの、残りの6つは
1) WAX BAR/行き先が変わるからこそ! 約30種類のスノーワックスを無料で使用可能。その日の天候やゲレンデに合わせて、ベストフィットのワックスを塗ることができます。
2) バスの充実/毎日、カムイスキーリンクスへの送迎サービスバスが運行。大雪山旭岳へも、路線バスが110分かかるルートを75分で結ぶ直通バスが走ります。(どちらも宿泊者無料)
3) 雪バカ御用達酒場ツアー/雪好きが集まる酒場へGo! 街だからこそ楽しめる、夜遊びツアー開催
4) 作戦ノートプレゼント/遊びのプランをしっかりたてよう
5) 昼飲みMAPプレゼント/悪天候時には昼から飲み歩き
6) オリジナルリフト券ホルダープレゼント
などなど。
左/ホテル1階の「iGATE IKEUCHI EXIT asahikawa」では、旭川をベースにするスキー&スノーボードブランド「FieldEarth(フィールドアース)」のパウダーモデルをレンタル可能。 右/旭川周辺のどこのゲレンデにも対応できるよう、その時期に適したワックスをラインナップ。旭川の雪を知り尽くしたスタッフから。ワックス選びのアドバイスをもらうこともできる
夕食に街へ繰り出して、地元の美味しい食事で一杯。その後はインフォメーションでお天気を確認。翌日の行き先を決めたらWAX BARでワクシング。終わったら翌日の滑りをイメージしながら、SNOW BUMラウンジでリラックス。そんなルーティンで、旅をさらに楽しいものにしようというシナリオです。
というわけで旭川は今や、雪遊びの最前線と化しているようです。パウダー好きのスキーヤー、スノーボーダーは要チェックですね。