- カルチャー
『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』の制作チームが明かす「人を動かす体験の作り方」。12月18日文喫 六本木で開催!
2019.12.17 Tue
Akimamaでも紹介した『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』(オライリー・ジャパン ¥2,200+税)は、タイトルのとおり、自然界との関係を結びなおす50の遊び方を紹介した書籍。
過去記事 <書評>野遊びこそ野外活動の原点だ。『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』
この本の元になったのは、カシオ計算機が提供する『WILD MIND GO!GO!』という野遊びのハウツーを紹介するウェブサイト。昆虫採集や自然観察に始まり、鉱物や食、アートなど、さまざまな切り口から読者を自然へと誘うコンテンツが集積されている。
『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』は『WILD MIND GO!GO!』から選りすぐりの50本の記事を収録したものだが、『生き物としての〜』はこの秋、そのコンセプトを評価されてグッドデザイン賞を受賞。これを記念するトークショーが12月18日(水)、東京の「文喫 六本木」で開催される。
登壇者は『WILD MIND GO!GO!』の編集をするサーフェイス&アーキテクチャー代表の岡村祐介氏、『Make:』日本版編集長でもあるオライリー・ジャパンの田村英男氏、Akimamaにも記事を寄せるアウトドアライター藤原祥弘氏の3人。
トークショーのテーマは「人を動かす体験の作り方」。ウェブ、書籍、雑誌の制作現場で活動する3人が、媒体を通じて人を動かすデザイン、体験を通じて人を動かす技法について話し合う。
■登壇者プロフィール
・岡村祐介氏
WILD MIND GO! GO! 編集長 / Surface&Architecture 代表
Surface&Architecture代表・エクスペリエンスデザイン ディレクター。1997年慶應義塾大学大学院政策メディア研究科卒業。株式会社AXISにて、インタラクションデザイン部門マネージャーとして、情報端末等のUIデザインを中心に、サービス企画や研究開発を手がける。2012年株式会社Surface&Architectureを設立。東京インタラクティブ・アド・アワード銅賞、アックゼロン・アワードグランプリ及び総理大臣賞、グッドデザイン賞ベスト100、「未来つくりデザイン賞」など受賞多数。
http://www.surface-arch.com/
・田村英男氏
株式会社オライリー・ジャパン、『Make:』日本版編集長
山形県生まれ。複数の出版社を経て、株式会社オライリー・ジャパンに入社。プログラミング関連書の編集を経て、現在はMAKEシリーズの書籍編集とMaker Faire Tokyo / Kyotoなどのイベント運営に携わる。主な編集書籍として『子どもが体験するべき50の危険なこと』『発酵の技法』『退屈をぶっとばせ!』などがある。
・藤原祥弘氏
野外活動や自然体験、野生食材の採集・ 活用などをテーマにするライター。 アウトドアの情報を発信するウェブメディア「Akimama」 シニアエディター。 自然界から水や食料を得る技術を伝える講座も展開。著書に『 海遊び入門』(小学館・共著)、編集した本に「わがや電力12歳 からとりかかる太陽光発電の入門書」など。
イベントの詳細、申し込みは以下アドレスから。
https://peatix.com/event/1390485/view