- カルチャー
気候危機を知ろう。4月24日は3回目のグローバル気候マーチ。「#気候も危機」をつけて呟こう。
2020.04.24 Fri
2018年8月。スウェーデン語で「気候のための学校ストライキ」という看板を掲げて、より強い気候変動対策をスウェーデン議会の外で呼びかけるという環境抗議活動を行ったグレタ・トゥーンベリさん。たった一人ではじめた運動「Fridays for Future(未来のための金曜日)」は、大きな広がりを見せ、昨年9月には世界中で760万人もの人々が参加する「グローバル気候マーチ」に発展していきました。ニューヨーク、ジャカルタ、メルボルン、ベルリン、イスタンブール、グアダラハラ、アンマン… 世界中の大都市から小さな村々に至るまで、気候を守ろうと多くの人が声をあげたのです。日本でも23都道府県で5000人以上の人がマーチに参加しました。
昨年11月28日に続いて、3回目となるのが4月24日。今回は、新型コロナウイルスの拡大防止に向け、安全・安心なアクションへの協力を要請。プラカードを掲げながら歩くマーチではなく、「デジタル気候マーチ(Climate Strike Online)」への参加が呼びかけられています。
この「デジタル気候マーチ」は、4月24日(金)17時にツイッターやインスタグラムにおいて「#気候も危機」のハッシュタグとともに全国一斉に呟く「4.24.17:00ツイートマーチ」や、フェイスブックなどのプロフィール画像にメッセージを入れる「プロフレームマーチ」など。
Akimamaでも、なんども取り上げている気候変動。温暖化防止に向けて、具体的な行動を起こさなければ、気候危機は深刻化の一途をたどると言われています。未来にとって、自分はどんな行動をとっていくべきか。グローバル気候マーチにはこんな一文が掲載されています。「温暖化が心配なのはあなた一人じゃない。さあ、マーチで世界とつながろう」。
4月22日はアースデー。そして24日はグローバル気候マーチ、シンガー・ソングライターのジャック・ジョンソンは、ハワイ時間の4月25日12時(日本時間の26日午前7時)から、自宅から配信フェス「Kokua Festival 2020」を開催。このフェスには、他にもベン・ハーパーやGラブなどもラインナップされています。「Kokua Festival 2020」はアースデイ50周年を記念して企画されたという。家で地球のことを考える週末に。