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ザ・ノース・フェイスがクライミングジム応援チャリティキャンペーン「CLIMB TOGETHER」を開始。Tシャツを買ってクライミングジムを応援しよう
2020.06.03 Wed
5月31日、大阪にある大型クライミングジムのPUMP大阪店が新型コロナの影響で閉店した。PUMPといえば関東圏にも複数店舗を展開している、業界を牽引するクライミングジムのひとつだ。そのほかにも東京・葛西のロックランズも閉店が決まっているし、SNSですこし検索するだけで日本各地のクライミングジムが閉店していっている現状が見て取れる。この流れはまだ続くだろう。
そんななか、苦境を強いられているクライミングジムを支援しようと、ザ・ノース・フェイスは6月1日より「CLIMB TOGETHER!(ともに登ろう)」と銘打たれたチャリティーキャンペーンを開始した。
このチャリティーのために製作されたTシャツを販売し、要した費用以外すべてをザ・ノース・フェイスと関わりの深いクライミングジム(THE NORTH FACE CUP 2020会場)へ、経営維持に役立ててもらうために寄付するのだという。
山形・FLAT bouldering
埼玉・Climb Park Base Camp
東京・Maboo
東京・Base Camp Tokyo
東京・Fish&Bird東陽町
東京・Dog Wood調布
神奈川・Bouldering Gym Share
静岡・Climbing JAM静岡
愛知・Play Mountain! 名古屋IC
岡山・rocks倉敷
福岡・OD小倉
S/S TNF Charity Tee / ショートスリーブTNFチャリティーティー
価格:5,500(税込)
素材:Spun Recycled Polyester Knit
サイズ:S、M、L、XL 4サイズ
カラー:W(白)、RD(赤)、CM(青)、K(黒) 4カラー
チャリティーの特設サイトにこんな文が書かれている。
ボルダリングには落下による事故を防ぐために両⼿を上げて補助をする係が必要で、ロープをつかったクライミングもビレイヤーと呼ばれる補佐役なしではできません。クライミングは、メンバーどうしの信頼関係が何よりも重要とされるのです。
巨大な壁に挑むアルパインクライマーはパートナーと密に意⾒を交わしながら登攀計画を立て、何度もトライとエラーを繰り返し、全員で⼒を合わせ励まし合いながら頂を⽬指します。
⼀本のロープ、⼀瞬の判断が⽣死を分けるシビアな登攀は、それを行なう人間同士の信頼関係なくしては成立しません。
こうしたクライミングにまつわる人と人との結びつきが、私たちがクライミングカルチャーと呼び、何よりも⼤切にしているものに他なりません。
この貴重なカルチャーを絶やさないためにも、わたしたちは互いに協⼒し合う必要がある。
もしも苦境に晒されている仲間がいるのなら、全ての⼒を費やして⽀援をおこなう。
それがクライミングカルチャーに⽀えられてきた私たちの使命であると考えているのです。
クライミングをしている人なら、命を預ける「パートナー」との信頼関係の重要性は言わずもがなだろう。苦楽をともにした仲間を助けるためにザ・ノース・フェイスは立ち上がった。
チャリティーの期間は2020年6⽉1⽇〜30⽇まで。Tシャツを買うと考えれば高額な支援ではないだろう。
最後に特設サイトよりもう一文。
笑いあえる⽇のために。
特設サイトはこちら
※注文受付期間:2020年6月1日(月)12時00分〜2020年6月30日(火)23時59分。注文数が在庫数に達した時点で販売終了。
※サービス停止期間:2020年6月12日(金)22:00~17日(水)9:00。サービス停止中はサイトの閲覧や購入などができない状態となる。