- 道具
大型バックパックの正しい背負い方をアニメーションで解説してみました
2014.07.07 Mon
先日ニュースでもワークショップの開催などをお伝えした「テント泊縦走」。
何日もかけて山を歩くたのしみや、夜空の下で眠るよろこび……など、縦走の魅力はもちろんですが、その分かならず直面することになるのが、荷物の重さ。
季節や泊数にもよりますが、夏山では15kg前後、多ければ20kg弱を自力で背負い行動することになります。また日帰りや山小屋利用の山行とは違い、当然食糧や調理道具、さらにはたとえ夏であっても標高の高いエリアであれば、それなりに防寒具も必要となり、大型バックパックが不可欠となります。
Akimamaスタッフも、人生初のテント泊縦走(しかも初の山登り)の際は、登山靴からバックパック、テントに至るまですべて借り物で行くという暴挙に出たのですが、いま振り返るとバックパックのサイズ(容量ではなくサイズ)がまったく身体に合わず、また正しく背負うことができていなかったのでしょう。荷重以上の重みが身体にのしかかり、初日は目的地までたどり着くことができないばかりか、途中の薄気味悪いほこらの隣でビバーク……という結末に。今思い返しても、あの山行が山人生でもっとも荷物のストレスを感じた数日でした。
そう、バックパックは、荷物を運搬するための単なる袋ではなく、「重さを身体に感じさせず、快適な歩行をもたらすこと」に直結する非常に重要な道具なのです。そして同時に「いかに正しく背負うか」を理解して初めて、バックパックが持つ本来の背負いごこちのよさを体感できるのです。
本日正午に公開となった「FIT METHOD」は、先日からAkimamaで展開している「GREGORY」特設サイトの新コンテンツ。大型バックパックの正しい背負い方をアニメーションで解説してみました。“宝の持ち腐れ”にならないよう、大型パックを使っている方はチェックしてみてください!(動きを楽しみたい方はPCでご覧ください)