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アウトドア界のスーパーロングセラー。20年以上もモデルチェンジなし! ドイツ生まれ。

2015.08.18 Tue

 通勤・通学で愛用しているカバンは? と聞かれたら、デイパックと答える人も多いでしょう。両肩でバランスよく背負うから疲れにくいし、なにより両手が自由になりますからね。サンドイッチを食べながら本を読むこともできちゃう。

 では、どんなデイパックを使うか? 日帰りの山歩きで使うものをそのまま? 意外と使いにくくありません?
 底部が広く、上部の幅が狭いオーソドックスなデザインのデイパックは、書類の収納には向いていません。筆記用具や鍵、携帯電話などの小物を整理するのも苦手ですよね。
 おすすめは欧米でブックパックとよばれる箱形のモデル。ジャックウルフスキンのバークレーみたいなやつです。

 バークレーがすごいのは、1995年の登場以来、ほぼ何も変わっていないこと。繊維や素材が日々こんなに進化しているにも関わらず、ですよ。最初から完成されていたんですね。累計販売数は110万個(!)だとか。カラーはシーズンごとに入れ替えられていて、これまで184色の展開。名前を引き継ぎながらアップデートを続ける定番はたくさんありますが、これぞ正真正銘のロング&ベストセラーです。

 本体は2つの部屋に分かれています。使い方はアイディア次第。パソコンや書類を仕分けて入れたり、仕事用具と私物を別にするのもいいですね。正面の四角いポケットはオーガナイザーになっていて、ペンやメモ帳、鍵などの小物を整理して収納できます。「あれ、鍵がない!」なんて慌てる心配も、もうありません。

 アウトドアの道具を日常生活で使うのは、趣味と生活がシームレスにつながっているようで気持ちがいいものです。でも、道具によってはふだん使いをメインに選んでみるのもいいでしょう。デイパックは、まさしくそんな道具かもしれません。

 バークレーを背負って、近所の公園へ行ってみました。メインの気室は片方にパソコンと資料、もう一方には水筒とオヤツを入れて、気持ちのいいベンチでひと仕事。

 書類を持ち運ぶときは、やっぱり四角いカタチが使いやすい。角が折れたりする心配もありません。メインの気室が二分割されているのも便利です。今回は片方に私物を入れましたが、案件ごとに書類を分けてしまえばビジネスの現場でもスムーズでしょう。フロントのポケットも使いやすかった。もちろん、そのままハイキングにでかけても問題ありません。

 ジャックウルフスキンのデイパックは90年代前半にはこの日本でも一斉を風靡しました。これを見て、「懐かしい〜」なんていうベテランもいるかもしれませんね。灼熱の8月が終わり、新しい季節や新学期がはじまります。愛用のデイパック、思い切って一新してみてはいかがでしょう?

※オフィシャルサイトはコチラ
         
     

■バークレー
価格:¥7300(+税)
2015SSカラー:ブラック、ナイトブルー、プルーン、インディアンレッド、スプルース、ムーンロック、モカ、ダークスティール、モロカングレンチェック、シルトストーンチェック
2015FW NEWカラー:ブルーインディゴ、ドライトマト、ダークパイン
容量:30ℓ
重量:720g
サイズ:H44×W35×D32cm

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