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防水透湿、なのにしなやか! キミはテキサポールを知っているか?
2015.09.17 Thu
9月に入って山はそろそろ秋の装い。今年の紅葉はどうでしょうか?
秋晴れと紅葉、そこに温泉でもあれば最高の組み合わせですよね。でも、「秋雨」なんていう言葉があるくらい、秋は雨が多い季節でもあります。この季節、山ではひとたび荒れれば冬も同様の厳しさですから、くれぐれも準備は念入りに行ないましょう。
「アウターは夏山のレインウェアでいいや」なんていう人も多いかもしれませんが、秋も積極的に山に行くなら、ここはちょっと奮発したいところ。ディテールのちがいで、快適性に差が出てきます。
晴れていれば使わないことが多いレインウェアは、軽さや収納時のコンパクト性も重視したウェアです。一方のアルパインジャケットは、着続けることが前提のウェア。換気のためのベンチレーターを備えたり、適材適所で素材を使い分けたりと快適のためのさまざまな工夫を凝らしています。
ジャックウルフスキンのエクソライト テキサポール ジャケットは、防水透湿素材テキサポールを使用したアルパインジャケット。
テキサポールは、ジャックウルフスキンのオリジナル素材です。耐水圧の高いものや透湿性を特化させたものなど、目的別にさまざまなスペックの素材が揃っていて、このジャケットでは2種類を使い分けています。これがいいんですよ。
直接雨を受けるフードや肩には、防水性と透湿性の両方に優れた素材を使っています。耐水圧30,000mm、透湿値35,000g/㎡/24hのテキサポール ソフトシェル インフィニティ ハイプルーフです。身ごろや袖は、動きやすい方がいいですよね。ここはストレッチが効いたテキサポール ソフトシェル エア+です。
身ごろや袖にはテキサポール ソフトシェル エア+、フードや肩はテキサポール ソフトシェル インフィニティ ハイプルーフ、適材適所で使い分けてます
着心地が気になりますよね。近くの里山で試してきました。
身ごろや袖に使っているテキサポール ソフトシェル エア+がいい感じです。防水素材にありがちな硬さがなく、しなやかでよく伸びます。腕を振ったり、体を捻ったりしても突っ張ることがなくて、ストレスを感じることもありませんでした。
試してみたのは8月前半の暑い一日で、シェルを着て歩くのは決死の思いでしたが、覚悟したほど蒸れなかったのは脇の下のベンチレーションのおかげでしょう。開口部が広いので、効果的に熱気を逃がしてくれました。
残念ながら(?)雨は降らなかったので、代わりに水をかぶってみました。
もちろん防水は万全。フードはヘルメットの着用にも対応する大きめのサイズですが、ヘルメットなしでもフィット感は上々です。生地の撥水性も高く、数回水を被った程度では濡らしたこともわからないくらいでした。耐久性となると長時間テストしてみなければわかりませんが、ファーストインプレッションは好印象でした。
細かいところもよくできてます。胸ポケットはバックパックのショルダーハーネスと干渉しない位置にあって容量も十分。左右で高さを変えているのも使いやすそうですね。内側にはストレッチメッシュのポケットも付いています。
パンツを選ぶならクラウドバースト パンツ。ソフトシェルならグラビティ フレックス パンツがおすすめです。
ここだけの話ですが、いまWEBストアでセールしてますよ。
※オフィシャルサイトはコチラ。
水をかけると生地表面を気持ちよく滑り落ちます。ちょっとくらいなら、濡れたことさえ分からないほど。雨の中を歩いてみたくなります
■エクソライト テキサポール ジャケット
価格:¥58,100+税
サイズ:S、M、L
カラー:プルーン、フレームオレンジ、ダークスティール