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自転車の存在感を高める、新しいライト「BLAZE」
2015.10.14 Wed
自転車の便利さは捨てがたいものですが、東京のような大都市で走るのはちょっと怖い、というのも本音です。特に夜になると自転車の小さなヘッドライトは、車のヘッドライトやネオンサインになど、さまざまな光の中に埋もれてしまいます。ドライバーとしてもそんな状況の中、バックミラーの中に自転車を見つけるのは難しいこともあったり。こうして自転車で危ない思いをした、あるいはもう自転車で走るのは嫌だと感じている人も少なくないのではないでしょうか。
もう少し自分をアピールするには、より大きなヘッドライトをつけるしかないかと思っていましたが、これは新しい解決策かもしれません。
「BLAZE」はレーザー光線で路面に自転車の絵を描き、その存在をアピールするというライトです。
光の海になりがちな都会の道で、自分の存在を浮き上がらせる。路面を滑っていく自転車のイラストは、自転車の接近を簡単にイメージさせます
会社を立ち上げたのはイギリスの女性。物理学者で自転車好というバックグラウンドが、大きな音や強い光を使わず、優しく周囲の注意を喚起するという発想を最新のテックでまとめ上げました。
基本的にはハンディータイプの防水LEDヘッドライト。300ルーメンというから、暗闇で照らせば光の帯がサッと伸びるパワフルさです。そこにレーザーライトを組み込みました。スイッチを入れれば6メートル先の路面に、自転車のイラストが描き出されます。
この路面のイラストが周囲に自転車が近づいていることを知らせ、ドライバーは光の海の中から車やバイクではないものが近づくことを知ります。離れたところにいる人の注意は引かず、今までとはまったく別の表現で、自分の存在を知らせて安全を確保できるというわけです。
6m先に、自分の分身のようにレーザーの自転車を走らせる。これなら出会い頭のヒヤッとする思いも減るかもしれません
現在、BLAZEはインターネットで販売中。世界中どこへでも送料無料で発送してくれるそうです。都心の自転車乗りには、ちょっと気になるライト。詳細は以下サイトをご参照ください。
■BALZE
http://www.blaze.cc
Blaze Laserlight Season 14/15 (Extended Version)