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アウトドアに持って行きたくなるキュートなお弁当箱

2015.11.26 Thu

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

 キャンプやピクニックに持って行きたくなるステンレス製のキュートなランチボックスを買ってみました。

 これはタイにあるタイステンレススチール社の「Seagull(シーガル)」というブランドの製品です。シーガルはステンレス製のキッチンウエアで有名なブランドで、MSRのストウアウェイというポットも、このシーガルとのコラボレーションなのです。以前から雑貨屋さんで見かけては「キャンプに使えそう」と気になっておりまして、先日バリ島に行った時にスーパーマーケットで見つけたので購入しました。インドネシアでタイ製のものを買ってもそんなに安いわけじゃないんですけど、まぁ出会い頭の衝動買いということで。

左が今回購入したシーガルのフードキャリア。右がMSRのストウアウェイポット。どちらにもカモメを模したシーガルのロゴが刻印されています

 今回購入したのは、直径10cmの2段組のフードキャリアという商品。日本円で約2,000円ぐらいでした。ごはんとおかずをそれぞれに入れて使うのにぴったり。密閉性は高くないので汁物には不向きかもしれませんが、カレーとかシチューのようなものなら横にしておかない限り容易にこぼれたりしません。まぁ、購入の動機は、機能性というより、見た目というか佇まいがかわいくてグッときただけなんですけどね。

 これ買ったときに一つ試したかったのが、容器ごと温められるんじゃないかなぁってこと。さすがに直火だと焦げついてしまいそうですが、湯煎ならありかもと思ったのです。つうことでさっそく試してみました。

2段重ねて、ハンドルでパッチンとロックして、そのままコッヘルの中へ。湯煎のお湯が下の段の容器に入らないように浅めにしました

 少し大きめのコッヘルに浅く水を張ってシーガルのフードキャリアを入れて湯煎してみました。沸騰したら火を止めてしばらく放置。上の段は少し温まる程度ですが、下の段はけっこうホカホカです。冷めたごはんもちゃんとホカホカで食べられます。難点は容器が熱くなることかな。MSRのストウアウェイのように取っ手があると便利なのですが、まぁ用途が違うので、そこは大目にみるとしましょう。

こちらの写真は、左が白飯で、右はフリーズドライの親子丼を戻したもの。2段あるので使い方の幅もいろいろと広がります

 もちろん温めなくてもとりわけ用の容器として使えるし、フードキャリアという製品名からするとカットした食材をキャリーして行ってアウトドアで調理するというのが本来の使い方かもしれません。また、食材じゃなくて小物などを入れておくケース代わりに使うなんてのもオシャレかも。

 日本国内でも2,500円前後で買えるようです。キャンプやピクニックのお供にいかがですか?

(文/写真 渡辺信吾)

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