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【ベストバイ】なぜか北欧の製品に惹かれてます
2016.01.13 Wed
渡辺信吾 アウトドア系野良ライター
アウトドアライターや業界関係者が選ぶ「私のベストバイ」シリーズ。2015年に本人が実際に購入して使ったお気に入りのアイテムを紹介していきます。
第一弾の今回は、A kimamaスタッフ渡辺が口火を切らせていただき、私のベストバイを2点を紹介します。
1つめは、ノルディスク(Nordisk)の6人用テント「レイサ6(Reisa6)」です。ノルディスクというとコットン生地のクラシカルなテントが人気ではありますが、ナイロン系のテントもなかなか秀逸なのです。ちなみにこのシリーズは以前はピル(Piru)という名称でした。
レイサ6はトンネル型構造で4本ポールで設営します。インナーは2人用と4人用の二つ付属していて、両サイドに吊り下げて設置します。両方使わないでどちらか片方だけを設置すれば、残りのスペースはかなり広々としたリビングスペースになります。何より気に入ったのは、183cmの私が中で屈まずに歩けること。それに左右がほぼ垂直に立ち上がっているのでデッドスペースが少ないのもいいですね。あとは開閉できるパネル部分が左右に2面、前方に1面あり、いろいろなパターンの跳ね上げができるのも楽しいです。
実は私、2〜3人用ぐらいの小型テントは何張も持っているのですが、このような大型テントは初めて購入しました。いつか大型テントを購入しようと、使い勝手やスタイリングなどいろいろと検討に検討を重ね、ついに「これだ!」と思って決めたのが、このテントでした。恥ずかしながら、はじめて妻にほめられたテントなのであります。
レイサ6(Reisa6)/Nordisk
4本のポールをスリーブに通して、前後に引っ張るだけで簡単に設営できるのもトンネル型テントの魅力
もう1つは、ホグロフス(HAGLÖFS)の「リマジャケット(Lima Jacket)」。こちらはホグロフスのライフスタイルカテゴリー19FOURTEENのジャケットになります。19FOURTEENはホグロフスの100周年を機に誕生したカテゴリーで、アウトドアウェアの機能性と街着としてのスタイルを兼ね備えたコレクションです。ジャケットやバッグなど展開していますが、私はこのリマに一目惚れ。
形としてはフード付ハーフコートタイプ。はじめて見たときからこのシルエットに惚れました。ゴアテックス(GORE-TEX®)3レイヤー採用の300Dの生地は、触ったかんじはややハードですが、ヘビーデューティな風合いも気に入っています。また通気性もよいので、レイヤリング次第では秋から春先まで長い期間着回せます。アウトドア的な着こなしもいいですが、細めのパンツや革靴などに合わせてキレイ目カジュアルにもぴったり。
リマジャケット(Lima Jacket)/HAGLÖFS
なんと言ってもシルエットがいい! フードを被らないときでもしっかりセンターに収まってシルエットをこわさないつくりもGOOD
ホグロフスの故郷でもあるスウェーデンのダーラナ地方の木彫りの馬をモチーフとしたワンポイントなどもあしらうなど、遊び心もあってカワイイです。お値段的にはちょっとカワイクないですが……(笑)。でも、買ってよかったという満足度は間違いなしです。
書いた後に気づいたんですが、どちらも北欧のブランドですね。どうやら私、知らず知らずに北欧製品に惹かれる傾向にあるようです。
【製品情報】
■NORDISK Reisa6
参考価格:128,000円+税
人数:6人用
サイズ:645×295×H210cm
インナーテントサイズ:メイン 230×280×H200cm、小 160×280×H170cm
重量:17kg
収納サイズ:35×70cm
■HAGLÖFS LIMA JACKET
参考価格:98,000円+税
重量: 1015g (SIZE L)
素材:Gore-Tex® 3 layer, 100% Polyamide
カラー:TRUE BLACK、BLUE INK、JUNIPER
サイズ:XS-L