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グランピングにお似合い! 試乗してみてこそ実感する、いまどきのクルマの進化
2016.06.10 Fri
沖田雅生 アウトドアライター、編集者
どんなクルマでもキャンプにいける! vol.005 メルセデスベンツ GLC
グランピングサイトにしっくりくるGLC
高くて手が出ないクルマは星の数ほどたくさんある。ギアやウェアの数千円から数万円を購入するのに悩んでいるのに500万だ、800万だ、のクルマを検討する余地などあるわけないじゃんかという声がたくさんあがりそうですね。
もちろんボクもその一人。だから(自分にとって)パフォーマンスのいいクルマを探し続けているんだけど、そう簡単に見つからないのも現実。無尽蔵にお金があれば欲しいクルマだらけなんだけどなぁ。
最新のギアやウェアを試してみてその機能性に驚きを感じるのと同じように、最新技術を満載したクルマに乗ってみること自体は悪くない。試乗会とかにお誘いを受けると、様々なクルマを試乗することができてフンフンと技術の革新に触れることができて勉強になる。この春にも優しーい評論家先生からお誘いいただき試乗会参加の機会をいただいた。
ギアの方に目がいってしまうが、クルマに注目。コンパクトなサイズで日々の生活からロングドライブまで使い勝手がよさそうなパッケージ
メルセデスベンツGLC。GLシリーズはメルセデス(以下MBと略)のSUVラインナップでほかにはGLA、GLE、GLSとある。お気づきかもしれないが最後のアルファベットがセダン・ワゴンの各クラスに呼応するカタチとなっている。MBは今年に入ってこのSUVシリーズに力を入れていて、六本木にあるメルセデス・ベンツ コネクションではこの5月まで「Mercedes-Benz Connection NEXTDOOR SUV EXPERIENCE」と称して、その性能を常時体験できる急登コースを設置していた。
SUV= Sport Utility Vehicleスポーツ・ユーティリティ・ビークル、スポーツ多目的車と訳されるこのクラスは運転席も高くて見切りもよく運転がしやすい(そうでもないものもある)。荷物も多く載るし、ロングドライブにも、買い物の足にも便利なので人気を評していて、クロスオーバーなどとあわせて、いま世界の各メーカーも積極的に取り組んでいるトレンドだ。
で、GLCに乗ってみて、やっぱ新しいクルマに乗る機会を設けないとだめだなあと思った次第。自動追尾システムや安全に車線変更をおこなうためのレーダーシステムの進化、フルタイム4WDの性能向上(燃費向上も含めて)、電子制御9速ATミッションの滑らかな変速などなど、まあ今のクルマはこんなことになっているのねと驚きの連続。知ってて乗らないのと、知らないで贅沢は敵だと言い張っているのとでは大違い、乗ってみて損はなしだと思う。
ミニバンのようにステップが高いわけでもないので乗り降りはしやすく、そしてシェープもきれい
左)自動追尾システムを生かして手を離した写真はどうも気が引けるので、コックピットの写真でご勘弁。右上)車線変更するときに死角が生まれてひやっとした経験をした人も多いはず。その死角を補ってくれるシステムがこれ。△の注意マークで知らせてくれる。右下)ラゲッジはもちろん十分な広さ。ちょっと段差が気になるかなぁ。もしクーラーボックスをガンっと突っ込んだら、、、、
MBは、販売店にいって「買うんだろうな」本気モードに接することなく、割と気軽に試乗を試すことができる。それが東京と大阪にあるMB コネクション。WEBでも予約ができるので、ぜひお試しあれ。
メルセデスベンツ・コネクション 東京
メルセデスベンツ・コネクション 大阪
あ、トヨタも臨海副都心エリアにあるMEGA WEB で各車試乗できるのでぜひ。
MEGA WEB 試乗予約