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【海外】前後はもちろん、左右からの視認性もアップ。見た目もスマートな自転車用ライト「LUMMA」

2016.10.11 Tue

 自転車のライトとしては画期的じゃないでしょうか?

「LUMMA(ルーマ)」はハンドルの両端に取り付けるライトです。長さ約13cmのハンドルグリップ型本体の先端に、厚み1cmほどの発光部分が取り付けられた構造になっています。まずはご覧いただきましょう。

このハンドルグリップが「LUMMA」です。左右にひとつずつ装着するしくみです

 この発光部分はUSBを経由して充電可能。一回の充電で50時間の使用ができるといいますから、バッテリーとLEDの技術革新には驚くばかりです。

「LUMMA」には照灯、尾灯、レーザー(という名前のライト。地面に赤いバーを照射して、側面からの視認性を上げるライトです)の3種をビルトイン。自転車のパーツの中で、最も外側に張り出している部分にライトをつけるという発想は、非常に理にかなっていると言えます

「LUMMA」のメリットは自転車を前後左右どちらから見ても認識できる、という点にあります。従来の自転車ライトを考えていただければ、この差は歴然です。後ろに向かっても自己発光していますから、都市部でも約400mの距離から、郊外なら1.2kmも離れたところから「何かいるな」ってのが分かるそうです。

発光式の尾灯は、安心感たっぷり。6,550mcdという明るさは、自分の位置を知らせる灯りとしては十分な明るさではないでしょうか。しかも左右にひとつずつ、は良いと思います

 また、横から見たときも路面にLEDで作り出された光のバーによって、自転車がいることを知らせることができます。従来式の自転車では反射板を使うしかなかった状況で、このアピールはかなり効くのではないか。もしかしたらこれが一番のメリットになるんじゃないか、と思っているくらいです。これが事故の予防につながれば嬉しいですよね。

「LUMMA」を装着した自転車を前から見たところ。「LUMMA」が自転車の左右に赤いバーを照射していることがよく分かります。これは横からだけでなく、自転車を追い抜こうとしている自動車にとっても安心感につながりますね。前照灯の光度は8,000mcdだそうです

「LUMMA」は通信販売で購入可能です。実際の所、手元に届くまでに多少の時間がかかることがあるようですが、50ドルほどで安全性と安心感を手に入れられるなら悪くないと思いますよ。

 参考までに、KICKSTARTERのページに貼られている動画をリンクしておきますね。

LUMMA system- rethink bike lights from Lumma on Vimeo.

興味のある方はこちらまで
LUMMA
http://www.lummasystem.com

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