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収納時はぺったんこ! 三角、四角、五角、六角になる焚き火台“ファイヤーボウル”
2016.11.19 Sat
渡辺信吾 アウトドア系野良ライター
また、面白い焚き火台を見つけちゃった。
どういう性分か、焚き火道具に吸い寄せられる。でもって形や機構の面白い焚き火台見つけるとついついほしくなってしまう。そんな私のタチが見抜かれているのか
「ワタナベさん、今度面白い焚き火台を販売することになりまして、ちょっと見てもらえませんか」
と声をかけられたのが、今年の秋のGO OUT CAMPのとき。おお~。こりゃ面白い。ぜひ使ってみたい。
そんなわけで、今回実際に現場で使ってみたので早速レビューしたいと思う。
この焚き火台、Low Inpact(ロウインパクト)というブランドの「Fire Bowl(ファイヤーボウル)」という製品。質実剛健なドイツ製。ちなみにドイツ語だと「Feuer Schale」。なんて読むかは知らない。
何が面白いかというと、ステンレスのプレートを継ぎ合わせて組み立てるということ。パッケージには6枚のプレートが入っている。これが3枚以上で自立したピットになるというのだ。ジョイントするところの突起がカギ型になっていて、次のプレートの窓に差し込んで下げると固定する。
こんなかんじで1枚ずつ組んでいく。最後の1枚は突起に穴が空いているタイプを使い、差し込んだら付属のクリップでロックする。このクリップ、無くしちゃいそうで心配だが、まぁ無くしたら無くしたで、別のもので代用できるでしょう。
5枚使えば五角形、6枚使えば六角形の焚き火台になる。カタチ的にはが五角形がかっこいい。でも焚き火するならやはり六角がちょうどいいかも。
実際に焚き火してみよう。
こんなかんじ。いいね~。燃焼効率も申し分ない。プレートの下部に設けられた穴から空気を取り込んでいるのがわかる。ちなみにブランド名はLow Inpactだが、念のため焚き火台の下には石を置いて、直接地面に影響がないようにしてみた。
素材はSUS316という耐熱性に優れたステンレスにチタンを加えたSUS316ti。チタンを加えることで腐食にも強い性質を持つらしい。プレートの厚さは2mm。実際焚き火してみても、熱変形はない。ダッチオーブンを乗せてもしっかり支えてくれそうだ。さすがドイツ製。
重量は1枚あたり約310gで、総重量で約1.9kg。けっこうズッシリとした重さだ。ハイキング等で持ち運ぶのはちとツラい。それでも分解してしまえばぺったんこになるのでかさばらないのがありがたい。クルマの隅っこに常備しておいて、ピクニックやキャンプに使うのが便利かな。
現時点では輸入元のスライブのオンラインショップと、サンデーマウンテン 福井、ウエスト 新潟、パーマーク 新潟で購入可能。まだ買えるところは少ないので、レアもの好きの人たち、今のうちですよ。
■製品情報
Low Inpact ファイヤーボウル
価格:16,800円(税別)
SPEC
素 材:SUS316Ti ( 耐酸・耐熱性ステンレススチール)
サイズ:225 x 125 x 2mm (1 枚当たり)
重 量:310g (1 枚) / 1,880g (6 枚トータル)
■お問い合わせ
株式会社スライブ