• 道具

ちょうどいいタフさ。ソレルの鉄板ウィンターブーツ、シャイアンレースフルグレイン

2016.12.20 Tue

ソレルのシャイアンレースフルグレイン

 アウトドアフィールドでもタウンユースでも使い勝手のいいウインターブーツは、この季節ならではの注目ギア。ソレルのメンズモデルが、あまりに格好いいので紹介しちゃいます。

 ソレルといえば言わずと知れたカナダ生まれの老舗ウィンターブーツブランド。同社の代表モデル「カリブー」はウィンターブーツの代名詞的存在ですよね。

 こちらはご覧のとおりのショートブーツ。レザーアッパーをアウトソールが包み込むようなスタイルはソレル伝統のコンビネーションです。クラシカルな雰囲気を残しつつも洗練された佇まいは、機能性とファッション性を求め続けるソレルならではのもの。
アッパーに刻まれた“WATERPROOF”の文字。防水フルグレインレザーのアッパーが冷たい雨や雪も寄せつけません。カラーバリエーションは5色と豊富。このモデルのカラーは、Madder Brown×Stout
中綿素材はシンサレートを採用。使用限界温度の目安は-32℃
 やわらかめのレザーと中綿にくるまれる履き心地は、ゆったりとしていて当然、あたたかい。なんといっても使用限界温度の目安は、氷点下32℃まで。これは、真冬に心強い数値ですよね。それでいて、持て余すようなアツさを感じないのがショートブーツのちょうどいいところ。

 それぞれの細かな仕様をのぞいてみると……。
低温下でも硬くなりにくいEVA樹脂性のフッドベッド
足首周りは当たりの優しいレザーに切り替えられています
履くときに便利なかかと上のループは手袋でも使える大きさで、デザイン上のアクセントともなっています

 細かなデザインと使いやすさを融合させているところが、いかにもソレルらしい。それでいて、実力もあります。グリップ力はどうかといえば、
この程度のぬかるみでは問題ないグリップ力を発揮
 泥やぬかるみでは、まったく問題なく大地をしっかりとグリップしてくれました。濡れた葉っぱやグチャッとした水っぽい地面もなんのその。もちろん、ブーツの中はさらりとドライ。本当は雪の上でもチェックしたいところですが……その報告はまた今度。

 でも、デザインがいいから、どんなシーンでもピッタリですよね。たとえば、
キャンプの朝にも
イルミの夜にも
 ほらね。キャンプやスキー場への行き帰りなどアウトドアでの遊びにはうってつけなのはもちろん、街中でもファッションのいちアイテムとして冬中活躍することまちがいなしでしょ。

 気になるお値段は、税込で18,360円! いい買い物だと、思います。

 
 

■ソレル/シャイアンレースフルグレイン
サイズ:25.0-29.0、30.0cm
高さ:約20.5cm 筒周り:約28cm ヒール高さ:約2.5cm
重量(目安):680g /片足
カラー:Madder Brown×Stout、Dark Mountain×Black、Black×Dark brown、Chipmunk×Black、Sage×Sanguine
素材:防水フルグレインレザー、200gの高機能中綿素材、EVAフットベッド、バルカナイズドラバーシェル
使用限界温度(目安):-32°C(※活動環境や個人差によりことなる)
防水機能:防水・雨天対応・全天候対応・悪路対応

 
(写真・文=岡野朋之)

Latest Posts

Pickup Writer

ホーボージュン 全天候型アウトドアライター

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

森山憲一 登山ライター

高橋庄太郎 山岳/アウトドアライター

森山伸也 アウトドアライター

村石太郎 アウトドアライター/フォトグラファー

森 勝 低山小道具研究家

A-suke BASE CAMP 店長

中島英摩 アウトドアライター

麻生弘毅 ライター

小雀陣二 アウトドアコーディネーター

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

宮川 哲 編集者

林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者

藤原祥弘 アウトドアライター、編集者

ふくたきともこ アウトドアライター、編集者

北村 哲 アウトドアライター、プランナー

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

河津慶祐 アウトドアライター、編集者

Keyword

Ranking

Recommended Posts

# キーワードタグ一覧

Akimama公式ソーシャルアカウント