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ハンモックやハイキングやキャンプの相棒、各社ソロタープが熱い!

2017.05.15 Mon

森 勝 低山小道具研究家

今年で2回目の『HAMMOCKS for Hiker 2017』。多くのハンモックと関連ギアを一同に見れる貴重なイベントだ。ボクは初期のヘネシーハンモックも所有しているが、ヘネシーハンモックも細部が使いやすく改良されていることに驚いた

 ハンモックを楽しんでいると、一緒に使いたいのが小型のタープだ。タープがあるだけでプラベート空間感がグッと上がるのだ。もちろん雨の心配も要らなくなる。ハンモックはシンプルなので、タープもシンプルで簡単に張れるものが気になることだろう。
 週末に開催された『HAMMOCKS for Hiker 2017』でチェックしたソロタープを紹介しよう。

 まずボクが使っているタープは「EXPED ソロタープ」。同社のハンモックにピッタリサイズだ。一番の特徴は、先がフックになっている張り綱システム。木やペグにくるりと回すだけで固定できる。タープ側が自在で長さ調整が容易。8本付属の張り綱は本体裏のポケットに収納されている。

 こちらも同じ8本で張るタイプの「eno ドライフライレインタープ」。雨風を防ぎながらも開放感を持たせた不思議な形が特徴。ちょっと気になる独自デザイン。

 こちらは「PAAGO WORKS ニンジャタープ」。手裏剣型のシルエットで21か所のジョイントポイントで様々な形状で張れ、タープ同士の連結も容易。もちろんハンモックのタープとしても優秀で、前後2辺に内蔵されたドローコードを引くことで、キレイなシルエットを出していた。

 こちらは超軽量ハンモックで一躍有名になった「Hummingbird Hammocks ヘロンタープ」。240g台と軽量ながら4か所のポイントで、タープ中央から吊ったり、内側にすることでランタンなどの荷物を吊るすことができるとの事。

 最後は「BigAgnes オニキスULタープ」。一見普通のタープに見えるが、弛んでしまう中央に短いポールを一本入れ空間を広げる工夫がされていた。このポールは横にも縦にも入れることが可能との事。

 ハンモックに使うのはもちろん、ボクの好きな低山マイナールートには東屋などは無く、雨の休憩時にソロタープがあるととても便利だ。最近のタープはとても軽く、収納スペースも小さく、しかも設営がとても簡単になっている。緊急時シェルターとしても使えるため、バックパックの底に忍ばせていくことが多い。

 ソロタープが市場に充実している今、軽量さを取るか、設営の容易さを取るか、シルエットの美しさを取るか、自分のスタイルにあったソロタープを探してみてはどうだろうか?

TRAILSとHighland Designs主催の『HAMMOCKS for Hiker 2017』
イベントレポートは後日「TRAILS」に掲載される
https://thetrailsmag.com/
http://hikersdepot.jp/

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