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キャンプインフェスの定番にして、家庭でも大活躍のコールマンアウトドアワゴン。愛用してます

2017.05.25 Thu

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

 なんだかんだ言っても、ワゴンは便利なのです。

 アウトドアで荷運びするワゴン(またはキャリアーとも言う)。各社からいろいろと出てますが、コールマンのアウトドアワゴンはやっぱり定番中の定番でしょう。

 クルマをサイトに横付けできるオートキャンプだと使わなくても済むことが多いのですが、クルマを停める場所とサイトが離れてるようなフリーサイトでのキャンプでは、かさばる荷物を一気に運べるワゴンは必携。特にキャンプインフェスなどは駐車場が場外だったりするので、ほとんどの人たちがこのようなワゴンを使っていると言っても過言ではありません。かくいう私も愛用しております。

 ご存知かとは思いますが、一般的にアウトドアワゴンは折りたたみ式です。折りたたんだときにはコンパクトになるのでクルマでもそれほどスペースを取りません。もちろん自宅に収納しておくときも。これ重要。

荷台の底部中央にあるフックを引っ張るだけでワンタッチで折りたためます。収納時サイズは約180×400×高さ770mm。車内でも、自宅でもコンパクトに収まります

 で、展開すれば、容量はおよそ幅880×長さ420×高さ310mmで、食材や飲み物の詰まったクーラーボックスやテント、ファニチャー類などもまとめて運べます。コールマンのアウトドアワゴンは最大積載量がなんと約100kg! がっつり飲み食いしたいキャンプでも十分な積載量です。ただし100kgも積むと、坂道や砂利道などの悪路でかなりツラい思いをするので、荷物はやはり70kgぐらいに抑えたほうが無難でしょう。それに過積載はタイヤにも負担がかかりま、故障の原因になりますので要注意。

Dリングが付いていて、付属のフック付きラバーバンドを使えば、荷崩れも防止できます

 私たちは、フジロックや朝霧ジャムで「キャンプよろず相談所」を運営していますが、ワゴンのタイヤの破損の相談が結構あります。だいたい原因は過積載で砂利道を引いているときに起こるようです。ただ故障しているのはコールマンのものではなく、他のブランドのものの方が圧倒的に多いですね。実感として、同じようなタイプでもコールマンの方が材質的に丈夫にできているのかな?と思います。そんなこんなで私たち、タイヤの修理もかなり経験値がアップしました。フェス会場でお困りの際は、まずは私たちにご相談ください。

コールマンのアウトドアワゴンは材質もしっかりしていて丈夫にできているようです。もし破損してもスペアのタイヤも販売しています

 このワゴンはテントを設営した後も、ちょっとした物置場としてテント内で活用できるのもいいですね。これに自作の天板をつけて使ってる人もちょいちょい見かけますよ。荷運びだけでなく収納として活用するアイデアには脱帽です。

 それと、小さいお子さんを乗せて引いてる姿もよく見かけます。お子さんたちは乗り物が好きですからね~。Instagramを「#アウトドアワゴン」で検索すると、そんなほのぼの写真がたくさん見られますよ。
 注)メーカーでは、人や動物が乗ることは推奨していません。

 さて実はこのワゴン、アウトドアではもちろんですが、我が家では資源ゴミの日にも大活躍なのです。我が家の場合、ビールの空き缶や一升瓶、それにZO●OやAm●zonの段ボールがあっという間に溜まります。2週ごとの資源ゴミの日にちゃんと出せればいいんですが、つい出し忘れたり、出張で出せなかったりすると、かなりの量になってしまいます。そこで登場するのが、このワゴン! これを買うまで3、4往復してゴミ出ししてたのが、1往復で任務完了なのでありますっ。

 アウトドアでもご家庭でも活躍するコールマンのアウトドアワゴン。一家に一台いかがでしょう?


<製品情報>
アウトドアワゴン
参考価格:¥12,744(税込)
●使用時サイズ:約1,060×530×1000(h)mm 
●収納時サイズ:約180×400×770(h)mm 
●荷台サイズ:約880×420×310(h)mm 
● 重量:約11kg 
●耐荷重:約100kg 
●付属 品:フック付きラバーバンド、収納ケース


■お問い合わせ
コールマン ジャパン株式会社カスタマーサービス
フリーコール:0120-111-957
受付時間:月曜日-金曜日10:00-17:30(土・日・祝日を除く)
ウェブサイト:http://www.coleman.co.jp




【ギアレビュー取材協力:コールマン ジャパン】

(文=渡辺信吾、写真=須藤ナオミ)

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