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学生御用達! JanSportの『ライトパック』。長年愛される定番だけに本当に使いやすいよ
2017.08.07 Mon
森 勝 低山小道具研究家
JanSportのアイコン的バックパック『ライトパック』は生地が分厚く形がはっきりしてとても荷物の出し入れが楽だ。ちなみにフロントにはJanSport共同創業者の一人故スキップ・ヨーウェル氏の直筆サイン
「JanSport(ジャンスポーツ)」の記事が上がっていたので便乗して、ボクが普段使いしている同ブランドのアイコン的バッグ『ライトパック』を紹介しよう。
その前に、JanSportといえば学生バッグのイメージだが、歴史をさかのぼるとバックパッカーのシンボルのようなアルミフレームバックパックや、アルミポールを曲げて作る山岳ドームテントを最初に考えるなど、革新的アイデアを形にするアウトドアメーカーから始まり、今回紹介するようなシンプルなデイパックを開発すると、学生に爆発的ヒットを飛ばし今の地位を築き上げてきた。
ボクが使っているのはド定番の『ライトパック』人気の秘密は定番すぎて自己主張しないデザイン、丈夫さ、それと過不足がないポケットだと思う。本体素材には915デニールコーデュラナイロンと、ボトムには雨の多い本拠地シアトルの学生の教科書を濡らさないようにスウェードレザーを採用している。雨の多い日本でも使いやすい仕様だ。915デニールの生地は丈夫でコシがあり、荷物の出し入れがとてもやりやすい。ジッパーの動きもスムーズでストレスが少ない。容量は31リットルで日常生活に必要な道具の大半は入り、フロントにはオーガナイザーポケットが2つと長年親しまれた構成で「あれどこのポケットに入れたっけなぁ〜」なんてことがない。
31リットルもあるのでちょっとしたハイキングにも使え、観光地のような低山などではよく学生が使ってハイキングを楽しんでいるのを見かける。上写真は低山ハイキング装備を詰め込んだ時のものだ。シンプルな構造で意外と荷物が入るし取り出しやすい。
『ライトパック』は発売から25年以上。JanSportも50週年を迎え『RIGHT PACK – 50TH ANNIVERSARY EDITION』モデルが発売になっている。気になる方はオフィシャルサイトを覗いてみてはいかがだろうか?
最後にJanSport共同創業者の一人故スキップ・ヨーウェル氏の功績とブランドの歴史をまとめた動画を見つけたのでどうぞ!
JanSport 公式サイト
http://jansport.co.jp