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フランスアルプスで生まれた 全天候型の アウトドアマルチパーパスシューズ が日本上陸!

2017.09.15 Fri

森山伸也 アウトドアライター

 フランスのアウトドア老舗ブランド、サロモンが新しいコンセプトのアウトドアシューズを今秋から展開している。それは『HIKE+』というカテゴリー。噛み砕いて言うとこうなる。

「ハイキング用に開発したシューズなんだけどね。完成度が高いからオフロード歩きに限定したらもったいなくてね。ペダリングから通勤、名所巡りまでなんでもいける万能シューズなのよ」

 その名も、アウトパスGORE-TEX。
サロモン/アウトパスGORE-TEX MEN’S 18,000円+税 カラー:3色 サイズ:25-28.5㎝ 重量:335g(片足/27㎝)
 第一印象は、ローカットにしてはサポート力が高く、シンプルでスマートなフォルム。異なる生地を独自の圧着技術によって、貼り合わせてアッパーに配置している。この圧着技術が、耐久性と軽量性を両立させることに成功した。独自開発のソールを用いて、ゴアテックスメンブレンを内蔵したアウトドアシューズとしてはコストパフォーマンスが高い。
アウトパスGORE-TEXの十八番は、トレッキング
 1泊2日のテント泊装備を持って15㎞のトレイルを歩いてみた。アッパーには耐摩耗性が高い硬い生地を使っているので、足が守られている安心感がある。一方、ソールは比較的柔らかめで、足首やつま先の動きを拘束することなく自然な歩行を促進する。
ゴアテックスが雨風を防ぐから冬の自転車通勤にもいいね!
 シャンクプレートを内蔵しない柔らかめのソールを採用。だからつま先でペダルを踏み込める。ソールの深いブロックは、ペダルに食いついてグリップがすこぶるよい。ゴアテックス内蔵で水たまりも、冬の寒風も恐くない。
石畳やコンクリートを長時間歩いても疲れにくい
 ソールは柔らかく、適度なクッション性があるのでコンクリートや石の上を長時間歩いても疲れにくい。オンロードがメインとなる街歩きや観光にも適したシューズといえるだろう。

 それでは、細かいディテールを見ていこう。
もっとも特徴的なパーツは、ツルンとしたアッパー
 独自の圧着技術で異なる素材を貼り合わせ、縫い目を排除することに成功している。この圧着技術を駆使することで、相反する機能である軽量化と耐久性を両立している。たしかに軽い!
耐久性とグリップ力が高い独自のソール
 独自開発でサロモンの上位モデルに採用されているソール「プレミアム・ウェット・トラクション・コンタグリップ」を採用。しっとりと柔らかいブロックは、濡れた岩や苔むした石のうえでも確実なグリップを提供してくれる。アスファルト歩行時には、柔らかく高いブロックパターンはクッションの役割も担う。
ワンタッチで足を素早く包み込むシューレース
 サロモンのアウトドアシューズといえば、この「クイックレース」があまりにも有名だ。これに慣れてしまうと、もう普通のシューレースモデルは履けないユーザーもいるほど。余ったレースはタンに付いているメッシュポケットへ収納する。
雨の日、風の日もムレずに快適な靴内環境を提供する
 ゴアテックスメンブレンを内蔵する完全防水シューズだ。つま先とかかとには、補強材を圧着し耐久性と安全性を高めている。

 この気になるマルチパーパスシューズ、アウトパスGORE-TEXを試着してみたいという方に朗報だ! 新作4モデルを試着できる「SAMOLON HIKE+ STATION 飯山」が北陸新幹線飯山駅構内に10月22日までオープンしているぞ。
サロモン初となるハイクモデルを実際に体感できる場所としてHIKE+を体現するにはベストなロケーションをもつ飯山に、SAMOLON HIKE+ STATIONが期間限定でオープン! 飯山駅1階のアウトドア発信基地『信越自然郷アクティビティセンター』内にある。アウトパスGORE-TEXを含む新作4モデルが試着できる。料金は500円/1日

 飯山駅といえば、トレッキングやトレイルランニングのフィールドとして人気が高い信越トレイル、斑尾高原、志賀高原、野沢温泉などへの玄関口である。歩きたいトレイルと、履いてみたいシューズ、この2つを同時に叶えられるまたとないチャンス! 信越自然郷を歩いて、旅の相棒を見つけませんか?

 

問い合わせ先:信越自然郷アクティビティセンター☎0269-62-7001、サロモン/アメア スポーツ ジャパン☎03-6831-2718

 

〈文=森山伸也 写真=大森千歳〉

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