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ボクが使っているホットサンドメーカーはコレ! ストームクッカーSサイズにフィットするおつまみ製造マシーン
2018.11.26 Mon
森 勝 低山小道具研究家
先日Akimama内で公開された記事『勝手にホットサンドメーカー選手権』に便乗して、ボクが使っているコフラン×エイアンドエフ「ホットサンドクッカー」(13番目に紹介されていた)を、ボクなりの視点で紹介しようと思う。
ホットサンドメーカーはアルミ製が多いがこれは鉄。コーティングが無いので、焦げ付いてもたわしでゴリゴリできるのが良い。サイズが小さく油を馴染ませるなどの手入れも簡単だ。フライパンもダッチオーブンもそうだが鉄で焼くとあらゆる食材がメリハリがついて美味しく感じる。
実はこれでホットサンドはほとんど作らない。もっぱら一人分のおつまみ作りにミニ両面鉄フライパンとして活躍させている。餃子を入れて蓋を閉めるだけでパリッとした餃子ができあがる。厚めの肉の心まで火を通すことも簡単だ。蓄熱量も多く、火から下ろしてもアツアツ状態を長く維持できるのは、すぐに冷めてしまう野外で使う時はとても便利だ。
個人的に一番気に入っている機能は蓋を閉めれば油の飛び散りを防げること! 特に小さいフライパンを使った後は、周りに置いているものが油まみれになってしまうが、蓋を閉めればだいぶ軽減される。家でもキャンプでも意外と便利な機能だったりする。ヒンジ部分は分割できる仕組みで、2種類の料理を作ることも可能。
個人的に酒のおつまみ作りに最適だと思っているクッカー「トランギア ストームクッカー」のSサイズにジャストフィットする点も良い。超弱火で静かにコトコトと煮込め、のんびりと飲みたい時に最高の組み合わせ。ストームクッカー付属の鍋と別売りのヤカンと組み合わせれば、完璧なおつまみ環境が作れる。ガスストーブだと輻射熱問題があるのでアルコールストーブはなかなか良い組み合わせだと思っている。ただし、推奨された使い方ではないので使用する際は注意が必要。
実測で1.3kgもある重さはハイカーには厳しいが、分割できるのは嬉しい仕様だ。取っ手が取れるだけで、小さなポーチにも収まり、持ち運びがとても簡単だ。
3,456円(税込)とお手頃価格で、そのまま焚き火でも使え、手入れも簡単。ホットサンドメーカーとしてもキャンプクッカーとしても、家でも山でも使える。重ささえ気にならない環境ならオススメの製品だ。