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【NEWS】サバティカルにスリーピングバッグが新登場。しかも、2種類16モデルのフルラインナップ!
2021.04.05 Mon
サバティカル(SABBATICAL)からスリーピングバッグが発売される——先週末、エイアンドエフからそんな発表があった。
同社が満を持して「サバティカル」誕生の発表をしたのは、2019年8月のこと。もう2年前の夏になる。「長期の有給休暇」、または「研究休暇(大学などの研究者たちに与えられる自由時間)」の意味を持つこの言葉をブランド名に選んだのも、なるほどエイアンドエフらしい。
本来の自分に戻るための道具。そんなニュアンスを持ってか否か、エイアンドエフではサバティカルを「地球の道具」と称している。そのブランドコンセプトに曰く、
常に状況が変化するフィールドに耐えうる機能はもちろんのこと、
細部にまでこだわった道具は、すぐれた機能ゆえのうつくしさを備え、
使う度に自分になじみ、唯一無二の道具となっていきます。
道具を通して学び、道具とともに成長していく。
そんな人と道具の関わりを、私たちはつくり続けたいと考えています。
地球そのものを体感し、
学び、楽しむための「地球の道具」として。
フラッグシップモデル「スカイパイロット」に「モーニンググローリー」の2種類のシェルターに、同時発表となったスクエア型のタープ「マリポサ」。次いで、20年の5月に発表された「ギリア」と「アルニカ」はテントだった。このときには、ヘキサ型のタープ「ルピネ」もラインナップに加わっている。
Akimamaでもそれぞれのタイミングで以下の紹介記事を書いているが、その後のサバティカル人気には触れていない。いや、まさに驚きの快進撃である。発表するとすぐにサバティカル商品の予約はあっという間に予定数をオーバーしたようで、噂によれば、この状態は現在も継続中。未だにうれしい悲鳴を担当者に与え続けているらしい。もはや入荷待ちは当たり前の状態で、店舗に並んだとしても抽選販売方式が採られている。
【速報】話題のブランド「サバティカル(SABBATICAL)」 その全容をどこよりも早く!
「サバティカル」第2弾はキャンプやフェスにオススメのテントとヘキサタイプ・タープ! 5月入荷分は抽選販売にて。
世の中、空前のキャンプブームともいわれている。いいものを、しっかりとしたタイミングで打ち出したエイアンドエフの的確さも然ることながら、ディストリビューターとして海外のすぐれた製品を紹介し続けてきた同社への信頼の深さが、ユーザーの期待値とガッチリと絡み合った結果なのだろう。
だからこそ、エイアンドエフにはついつい期待をしてしまう。次はどんなことをしてくれるのかと……。その答えが、スリーピングバッグだった。
サバティカルにスリーピングバッグが新しく加わり、4月9日からエイアンドエフの各店舗およびオンラインにて発売が開始される。しかも、2種類で16モデル。快適使用温度域で摂氏8度から氷点下8度までをカバーできるフルラインナップとなっている。
じつはこれ、あのナンガとエイアンドエフが手を組んで生まれた商品で、ベースはナンガのスリーピングバッグ。新商品名は「サバティカル オーロラ デラックス」と「サバティカル ダウンバッグ スタンダード」のふたつである。
なぜ、ナンガなのか。エイアンドエフなら海外ブランドを引っ張ってくることもできたはず。でも、今回は敢えて国内メーカーを選んでいる。そこはやはり、ナンガが持つモノづくりへの情熱がサバティカルを呼び寄せたとでもいうべきか。
ナンガは知る人ぞ知る国内を代表するスリーピングバッグ・ブランドのひとつ。1941年に開業した布団の縫製会社がその起源。以来、メイド・イン・ジャパンへの強いこだわりを持ち続けてきた。ダウンの国内洗浄、自社工場での生産、アフターケアの充実など、製品の品質に安心と信頼を結びつける姿勢は創業から80年を経たいまも変わっていない。いまや、日本の山岳シーンにナンガのスリーピングバッグはなくてはならないもの、ともいえる存在となった。
このナンガのモノづくりのへ姿勢と、サバティカルの道具を追求する姿勢には、共通点があったということだろう。ベースはナンガの製品とはいえ、もちろん、随所にサバティカルのこだわりが埋め込まれている。実際の製品づくりの際には、サバティカルの考えるスリーピングバッグの快適性を最初から考え直し、サイズやディテールも含めてすべてを新しく生まれ変わらせている。いわば、共同開発といった具合である。以下、サバティカル スリーピングバッグの特徴を説明しよう。
*オリジナルカッティングパターン
実際の使用時の使いやすさを追求し、保温性と快適性のバランスを考えながら身体の動きをさまたげないカッティングに。寝返りもしやすく、スリーピングバッグに入ったままでもあぐらを組むことさえできる。
*いろいろうれしいカップラーモデル
スリーピングバッグを左右に連結できるカップラーモデルも誕生。子どもが小さいころなら親子3人でも、またはカップル同士で眠ることもできる。ひとつずつ購入するよりも価格が抑えられており、コストパフォーマンスもよい。コレ、かなりお買い得である。
*レギュラー&ショート
レギュラーとショートの2サイズ設定は、ナンガのオリジナル商品にはない視点。「オーロラ デラックス」はレギュラーが183cm、ショートが165cmまで。「ダウンバッグ スタンダード」はレギュラーが180cm、ショートが165cmまで。
*サバティカルカラー
サバティカルのテントカラーにも合わせやすく、植物系のグリーンカラーを採用。全モデルとも統一されている。本体と収納バッグには、ダウン量を示した色別のカラーテープを縫い付けてあり、本体カラーは同じでも識別は簡単。青が350g、緑が450g、黄色が600g、オレンジが750g。
*こだわりの収納袋
オリジナルデザインの収納袋。少し余裕のあるサイズで収納袋の底にメッシュパネルを使っている。これで空気が抜けやすい構造となり、比較的簡単にスリーピングバッグをしまい込むことが可能に。さらにコンパクトに収納できるようにヒモの工夫もされている。
*品質保証
ナンガの品質保証がこの製品にも適用されるため、「よい道具をながく使う」というサバティカルの考え方にも合致。ユーザーも安心して使うことができる。
以上が、サバティカルのスリーピングバッグの全容だ。販売開始は4月9日の金曜日。詳しくは、サバティカルのHPにて要チェック!!
■サバティカル オーロラ デラックス(SABBATICAL AURORA DX)
ナンガを代表する「オーロラライト」をベースとし、防水性能と透湿性能を高いレベルで併せ持つオリジナル素材「オーロラテックス」を使ったモデル。立体構造デザインが特徴。表地は40デニールと厚めの生地になっている。ダウンは760FPのスパニッシュホワイトダックダウン。350g/レギュラー、ショート 27,940円(税込)
450g/レギュラー、ショート 32,890円(税込)
450g/カップラー(2個セット) 64,680円(税込)
600g/レギュラー、ショート 45,320円(税込)
750g/レギュラー、ショート 50,490円(税込)
■サバティカル ダウンバッグ スタンダード(SABBATICAL DOWNBAG STD)
しなやかで軽量な20デニールのナイロンタフタを使っている。650FPのスパニッシュホワイトダックダウンを組み合わせ、軽量で持ち運びやすくコストパフォーマンスの高いモデル。ナンガの既存モデルよりも生地を薄くして、より軽量化を図っている。350g/レギュラー、ショート 22,990円(税込)
450g/レギュラー、ショート 27,940円(税込)
450g/カップラー(2個セット) 54,780円(税込)
600g/レギュラー、ショート 39,600円(税込)