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【読者プレゼント】街とアウトドアシーンの境界線をなくす。X-PACで軽量・高強度なショッフェル「バックパック25」

2021.06.22 Tue

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河津慶祐 アウトドアライター、編集者

200年以上の歴史を持つドイツのアウトドアブランド「ショッフェル(Schõffel)」。ブランドメッセージ「Ich bin raus.(イッヒビンラウス)── 外へ出よう、自然のなかへ」をポリシーに、街とアウトドアをシームレスにつなげるアイテムをリリースしています。
毎週お届けしているショッフェルのギアレビューも第3弾目となりました。今回は、軽さと強度にすぐれた特殊素材のX-PACを使用した「バックパック25」です。デイリーユースから登山まで多用途に使用できるシンプルなデザイン。今回ももちろん読者プレゼントがありますよ!



 街中を歩いているとアウトドアメーカーのバックパック(リュック)を背負っている人をよく見かけるようになってきた。でもそれらのほとんどはタウン用としてつくられたものばかりで、登山などのアウトドアシーンで使っているものを、街中でも背負っている人は少ない。

 それは一概にデザインの問題なのではないだろうか。「アウトドアは日常生活と切り離されたもの」と考え、アウトドアのためのアイテムはアウトドアらしいスタイルに、タウン用のものは ── とラインナップを変えていることが多い。

 その点、ショッフェルは自然を身近なものとしてとらえ、アウトドアと日常をわけるのではなく、その延長線上にあるものとしてものづくりをしている。登山を終えたあとに、そのままの格好で街中を散歩する。ショッフェルのアイテムなら、そんなシチュエーションだとしても違和感なく溶け込めるだろう。

BACKPACK25 バックパック25 ショッフェル Schõffel 四尾連湖 水明荘 蛾ヶ岳 山梨県 市川三郷町富士講で霊場とされている富士八海のひとつ「四尾連湖(しびれこ)」から蛾ヶ岳(ひるがたけ)を登る。よく整備された新緑の登山道を行く。

 ショッフェルはウェアのみを製造していると思われがちだが、バックパックもラインナップしている。今回紹介するのは、そのなかでも登山やキャンプなどアウトドア向けとしてつくられている「バックパック25」だ。

BACKPACK25 バックパック25 ショッフェル Schõffel 四尾連湖 水明荘 蛾ヶ岳 山梨県 市川三郷町

 まずパッと見てわかる通り、昨今ブームとなり、いまやその地位を確立したUL(ウルトラライト)系バックパックといえる見た目をしている。

 それもそのはず。持ってみてまずおどろくのは約570gという軽さだろう。「バックパック25」で使用しているのはUL系バックパックで定番となっているX-PACという特殊素材。この素材は高い防水性と軽さ、そして強度を兼ね備えている。同程度の容量のナイロンバックパックであれば1㎏前後の重量が一般的ななか、約半分である570gという数字は、充分ULといえるのではないだろうか。

BACKPACK25 バックパック25 ショッフェル Schõffel 四尾連湖 水明荘 蛾ヶ岳 山梨県 市川三郷町ウエストハーネスがなく、ユニセックスとなっているので、背面長は気にせず男女ともに使用することができる。

 登山で使用するとなると、そのディティールが気になってくる。

 まず特徴的なのはトップ部分。重量が増すトップリッド(雨蓋)ではなく、丸めて止めるだけのロールトップ方式を採用している。これによってメインコンパートメントへのアクセスが早くなるだけでなく、生地の防水性と相まって雨にも強くなっている。ただし注意すべきは完全防水にはなっていない点。個人的には、バックパックの大部分が保水しにくい生地でできている場合、完全防水する必要はないと思っている。濡れたくないものは個々に防水バッグなどに収納しよう。

BACKPACK25 バックパック25 ショッフェル Schõffel 四尾連湖 水明荘 蛾ヶ岳 山梨県 市川三郷町ロールトップ部分は余裕をもった長さになっている。ここを巻く具合によって、収納できる容量が18〜25ℓに調整が可能。デイジーチェーンには小物をかけておいたり、トップとボトムのストラップにはスリーピングマットや衣類をつけておくことができる。

BACKPACK25 バックパック25 ショッフェル Schõffel 四尾連湖 水明荘 蛾ヶ岳 山梨県 市川三郷町カラーは2色のラインナップ。街中でも違和感なく使えるようにと、シンプルな見た目になっている。ロールトップはメッセンジャーバッグを彷彿とさせ、ファッション的にもオシャレ。

 次に注目すべきなのは背面やショルダーハーネスのつくりだろう。バックパックを軽量化する際に、大きく失われるのは背負い心地だ。これは背中や肩など、バックパックと体の設置面のパッドを省いてしまうためにおこる。

 その点、「バックパック25」はふだん使いでもストレスがないよう、肩甲骨裏や腰回りなど、必要な部分のパッドは残し、快適性が損なわれていない。とくにショルダーハーネスはパッドに加え、その大きく弧を描いたS字のカーブによって、荷物の重量で肩が開いてしまいにくく、背負心地がよく疲れにくい。

BACKPACK25 バックパック25 ショッフェル Schõffel 四尾連湖 水明荘 蛾ヶ岳 山梨県 市川三郷町蛾ヶ岳は山梨百名山にも選定されており、その山頂から望む富士山は絶景だ。

 小物を入れたり、なにかと便利なポケットは4箇所。フロント全面を使った大型ポケットは、その大きさからかなりの量の荷物を収納でき、雨蓋がない点を補っている。ほかに、メインコンパートメントの中にキークリップのついた小物入れ。大型のナルゲンボトルはもちろん、500㎖のペットボトルならば2本入れておくことができるサイドポケットが左右に付いている。

BACKPACK25 バックパック25 ショッフェル Schõffel 四尾連湖 水明荘 蛾ヶ岳 山梨県 市川三郷町サイドポケットはドローコードで大きさの調整ができる。細い水筒やトレッキングポールを収納する際は、グラグラしないようにしめておこう。

BACKPACK25 バックパック25 ショッフェル Schõffel 四尾連湖 水明荘 蛾ヶ岳 山梨県 市川三郷町登山だけでなくキャンプシーンにもよく似合う。

「バックパック25」は、本格的な登山には機能の面で物足りないだろう。もともと、そこを目標としてつくっていないからしょうがない。冒頭でも書いたが、ショッフェルのアイテムが本領を発揮するのは街とアウトドアシーンを行き来するようなシチュエーション。電車でアクセスし、駅から街を歩いて山に向かうようなハイキングでは最高のパートナーになってくれるはずだ。


BACKPACK25 バックパック25 ショッフェル Schõffel 四尾連湖 水明荘 蛾ヶ岳 山梨県 市川三郷町
ショッフェル/バックパック25(BACKPACK25)
重 量:約570g 
サイズ:縦44(+20)× 幅28 × 奥行15㎝
容 量:約18〜25ℓ
カラー:BK HEATFER、BLACK X
素 材:BK HEATFER=ナイロン53% ポリエステル47%、BLACK X=ナイロン57% ポリエステル43%
価 格:19,800円(税込)

ショッフェルのサイトで詳しく見る


(モデル=ちゅーた 写真=小林昂祐 文・モデル・編集=河津慶祐
※新型コロナウイルス感染防止対策に細心の注意を払い撮影をいたしました。


【協力先】
四尾連湖 水明荘
〒409-3602 山梨県西八代郡市川三郷町山保3378
Tel / Fax 055-272-1030
http://shibirekosms.sub.jp/
※料金など、詳細はHPにて。


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ショッフェル読者プレゼント第3弾の「バックパック25」の応募方法ですが、ショッフェルとAkimamaのインスタグラムをフォローした状態で下記の必要事項を入力して送信するだけ。当選者は1名さま。応募期限は7月20日(火)まで。ほかのプレゼントに応募いただいていても、さらに応募可能です。どしどしご応募お待ちしております。
※カラーはBLACK Xとなります。

ショッフェル Instagram:@schoffel_japan
Akimama Instagram:@akimama_outdoor

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