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ミリファン卒倒。オークリーの社用車に脳天をブチ抜かれる

2013.03.21 Thu

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

 サングラスブランドのオークリーの本社がカッコよすぎて悶え死ねる件シリーズ【その4】。

 実際オークリー(OAKLEY)の技術力は、その製品が米軍に採用されていることからも見て取れる。ゴーグルやアイウェアはもちろん、バックパックやミリタリーブーツ、手袋、衣類など。僕らが普段触れているOAKLEY製品はそのままタクティカルなシーンにも繋がっているのだ。こういったミリタリー関係への製品提供は戦争を肯定するものではなく、極限状態で使用者の安全や快適性を確保するという理念から。銃弾がかすめ飛ばしたコンクリートブロックの細かな破片さえもブロックするアイウェアや、静かに身を隠しているときにも曇らないゴーグル、あるいはガレキの山の中を歩き回っても足を保護するブーツなど。ミリタリー関係への製品提供は、「極限でも機能性を失わない」という自信の現れなのだ。

 だからここまでやるし、これをやれるのがOAKLEY! なんと社用のプロモーションカーはかなりのミリタリー仕様。軍用車そのままのいかめしい面構えとカラーリング。とは言えデザイン性を重視しているOAKLEYだけに、ただミリタリーフレイバーを載せただけではない! こまかな部分にリベットをうちこんだり、足回りは街中仕様でハイクラスのホイールをおごるなど、遊びの要素は忘れない。こんなのが社用車だなんて、あまりにステキすぎる!!

 おまけに社内は悪ノリが加速したのか、機関銃が置いてあったり、「爆破式ドアにつき注意!」の表示があったり。極限環境で性能をキープするクォリティーは、その自信とプライドをこんなところにまで広げているのだ。

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

本サイト『Akimama』の配信をはじめ、野外イベントの運営制作を行なう「キャンプよろず相談所」を主宰する株式会社ヨンロクニ代表。学生時代より長年にわたり、国内外で登山活動を展開し、その後、専門出版社である山と溪谷社に入社。『山と溪谷』『Outdoor』『Rock & Snow』などの雑誌や書籍編集に携わった後、独立し、現在に至る。日本山岳会会員。コンサベーション・アライアンス・ジャパン事務局長。

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