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オークリー本社ではホンモノの戦車が走り回っている、というウワサ!

2013.03.24 Sun

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

 サングラスブランドのオークリーの本社がカッコよすぎて悶え死ねる件シリーズ【その5】
 
 関係者によると、「OAKLEYに行くと戦車に乗れる」というウワサがある。時にOAKLEYと契約するアスリートが、戦車に乗ってポートレイトを撮っていることがある。その戦車こそがOAKLEYの究極にまでやりすぎな社用車。水陸両用の歩兵戦闘車「BMP-1」なのだ。

 歩兵8名を乗せて敵の放火をかいくぐり、作戦を遂行するこのミリタリーな乗り物が、なんとOAKLEYの敷地内を走り回っている。もちろん走っているのは敷地内だけだし、銃砲類はすべて使えないようにしてある。
 とは言え取引先に訪ねていったら裏庭に戦車があって、担当部長がちょっと乗ってみますか?って聞いてくる。そんなシュールな事態がここではホントに起こってるのだ!

 出動するのはイベント時。あるいはOAKLEYの本社見学など、外からの大事なお客さんに楽しんでもらうなど平和目的に使用。そのため、いかにも!という本格的な戦車ではなく、たくさんの人が乗れる兵員輸送車を選んだという。このあたり、ただ話題作りやインパクトだけで車種選定していない。しっかり使い途と道具の特性とをマッチさせているのだ。

 もちろんこれはプロモーション用。ではあるが、一企業が戦闘車を保有している。おそらくデザイナーたちは穴が開くほど細かく観察し、その機能優先の造りから新たなデザインインスピレーションを受け取っていることだろう。次の製品作りに繋がるのなら、ホンモノの戦闘車一台くらい買おうじゃないか。そういう決定をしてしまうあたり、あまりにぶっ飛びすぎててOAKLEY、マジヤバイ。

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

本サイト『Akimama』の配信をはじめ、野外イベントの運営制作を行なう「キャンプよろず相談所」を主宰する株式会社ヨンロクニ代表。学生時代より長年にわたり、国内外で登山活動を展開し、その後、専門出版社である山と溪谷社に入社。『山と溪谷』『Outdoor』『Rock & Snow』などの雑誌や書籍編集に携わった後、独立し、現在に至る。日本山岳会会員。コンサベーション・アライアンス・ジャパン事務局長。

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