- フェス
日本一の野外劇場ってどこ? 阿蘇でGWに開催されるマルシェ&ステージ。
2013.04.28 Sun
菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ
野外劇場というと、どんな場所を頭に思い浮かべるだろう? 東京に詳しい方なら日比谷野音、大阪なら大阪城野外音楽堂を上げるかもしれない。ほかにもフェスの会場で使われているところが数多くある。日本に、野外劇場がどれだけあるのかわからないけれど、写真を見て、一度行ってみたいと思わせてくれるのが阿蘇のアスペクタだ。
阿蘇の雄大な景色のなかに存在するアスペクタは、まさに「野外劇場」という言葉がピッタリあてはまる。「ここにこんなものを作るって、本当にスゴイ」と感じさせてくれるロケーション。アメリカにはこういう野外劇場が数多く存在しているけれど、土地が狭い日本ではなかなか存在しない。観客収容数は最大で5万人もOK だという。
このアスペスタでゴールデンウィークに開催されるのが「虹空」。日本初の1万人以上を集めたオールナイト・テクノ・パーティーのRAINBOW2000のオーガナイザーが、オルタナティブな未来をめざし、昨年立ち上げたRAINBOW ASOがプロデュースする春祭りだ。マルシェ(食)とステージ(音楽)によって、無邪気に心から繋がれるふれあいの宴が繰り広げられる。
阿蘇の雄大な自然のなか、無邪気になって地球と共になろう。そんなメッセージを持つ「虹空」。いろんな地域で、古くから神話の題材となってきた虹。虹、阿蘇、野外劇場…。この組み合わせは、ミラクルが起こるような予感がしてならない。
虹空
会期●5月3日〜5日
会場●熊本野外劇場ASPECTA
入場料●
虹空マルシェ:入場無料
虹空ステージ (ライブ・クラブ):¥2,000(1日券)/¥4,000(通し券)
環境代:車1台・テント1張りにつき:¥1,000(通し券)
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