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【直前チェック!】フジロック、キャンプサイトの痛恨トラブルを知っておく
2013.07.24 Wed
ひと足早く苗場入りしたAkimama編集部ですが、本日の天候は雨が降っては止み降っては止み……の一日。23時現在、Tシャツでは肌寒く、ウィンドシェルや薄手のフリースに一同身を包んでおります。
さて、みなさんにとってはいよいよ出発直前。今回は、キャンプサイトのサポーターである「キャンプよろず相談所」が教える、忘れ物など「キャンプサイトの痛恨トラブル」ベスト(ワースト?)3をご紹介! 今一度持ち物リストを確認するなどして、快適な3日間を過ごしましょう!
1、テントポールを忘れました
キャンプよろず相談所に寄せられるキャンプサイトの相談のなかで、よろずスタッフがある意味“本気”を出さざるを得ないのが、この「テントポールを忘れた」という相談。テントセットを開いてみたら本体とフライシートしか入っていなかった……という冗談みたいなトラブルですが、テントの骨組みをつくるポールは、各メーカーのテントごとに長さや構造が違うため、ほかのポールで代用ができません。細く切った竹を用いたり、ヒモで木から吊るしてみたり……と、一緒に建造を試みますが、最後は「テント生地をかぶって寝てください」と言うほかないそうです。高速道路でバイクの荷台からポールを落としたケースも過去にあるとのこと。出発前にテント一式をいま一度確認しましょう!
2、自分のテントが見つかりません
「自分で立てたテントが見つかりません……」。着の身着のままやってきたお客さんは、心細そうによろず相談所でそうつぶやくそうです。テントをサイトのよいポジションに設営し、張り切ってステージを観に行ったものの、半日ぶりにキャンプサイトへ戻ってきたら、あとからやってきたお客さんによるテントだらけ……。自分のテントの場所がまったく分からなくなる人が毎年登場します。しかも、うっかり携帯電話をテント内に置いてきたため、一緒にいた友人とも連絡が取れず、一度も自分のテントで眠れなかった……なんていうヒサンなケースも。テントを立てる際は、近くの木などの目印を覚えたり、テントに目立つデコレーションを施す……など、ひとりでテントに戻れるような工夫を心がけましょう。そして夜はヘッドライトもお忘れなく。8千張近いテントが乱立する暗闇で、うろ覚えの寝床を探すのは至難の業です。
3、なめたら痛い目にあう苗場の寒さ
連日全国で猛暑日など記録的な気温が更新される毎日ですが、真夏といえど標高の高い苗場は別の世界。Tシャツに短パンのみ……と、街と同じ感覚でやってきたお客さんは、夕方以降例外なく寒さにやられます。グっと気温が下がるときは、吐く息が白く染まることも。薄手のフリースや長手のパンツ、靴下などが必須になり、寝袋も同様。「寒くて眠れません」と深夜のよろず相談所に来客があるように、何段階か寒さに応じて対応できるよう、防寒アイテムは忘れずに。