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7月4日からの参議院選挙。ミュージシャンの三宅洋平が、全国で「選挙フェス」を開催。
2013.07.03 Wed
菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ
三宅洋平というミュージシャンを知っていますか?
かつて犬式というバンドで活動し、現在は(仮)ALBATRUSを結成し、ライブを勢力的に行なっているシンガー。バンドでも個人でも、数多くのフェスに出演を果たしている。
三宅さんは2011年3月11日以前から、歌を通して、ライブを通して、未来を築こうとしていた。
未来を築くために、今何をしなければならないのか。反対を訴え行動するだけではなく、国政に参加することによって新しい一歩を踏み出せるのではないか。そう考えた三宅さんは、来る参議院選挙への立候補を決意した。
もちろん、当選をめざしての立候補だ。それと同等に、多くの人に選挙に関心を持ってもらうことを目的としている。
三宅洋平さんは、選挙期間中に「選挙フェス」を日本各地で開催する。渋谷で、大阪で、沖縄などで全国を縦断する形で、選挙フェスは開催される。選挙フェスとは、ミュージシャンやアーティストが、路上から日本の未来を訴える場。政治の「政」とは「マツリゴト」と読む。政治は自分たちの遠くに存在するものではなく、身近にあるもの。それをフェスとう形で訴えかけようとしている。
6月後半に行なわれた東京都議会議員選挙の投票率は、43パーセントと過去2番目の低さだった。特に20代、30代の得票率が低い。どうすれば、少しでも多くの人が関心を持つのか。関心を持って、投票という形で未来に関わるのか。それを三宅洋平さんは「選挙フェス」を通して伝えたいのだろう。政治は人ごとではなく自分ごと。
全国で開催される「選挙フェス」「街頭ライブ」へ。マツリゴトは、三宅洋平さんが作り上げるものではない。みんなで作り上げるものに他ならない。
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