• フェス

三宅洋平がオーガナイズする残波ジャム。沖縄から、新しいフェスのムーブメントが届けられる。

2013.11.06 Wed

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

 昨日、2013年の野外フェスのフィナーレとして紹介した<LOVE SAVES the DREAM>とともに、同じ日に開催される野外フェスがある。沖縄の読谷村で行なわれる<残波ジャム>だ。

 震災で沖縄に移住したオルタネイティブピープルと、それ以前から沖縄に魅せられたオーガニックピープルが、一緒に作り上げる祭り。中心となっているのは、選挙フェスで注目を集めている三宅洋平さんだ。

 三宅洋平さんは、かつて首都圏で、<NBSA+×÷>をオーガナイズしていた。これはハコを使ったフェス。バンドが音を止めることなく紡いでいき、そこにいるすべての人と場を共有することを試みたフェスだった。それが進化したのが<残波ジャム>だ。進化というよりも、熟成したといったほうが適切かもしれない。東京という都市ではなく、沖縄の残波岬という自然のそばで開催することによって、より大きな繋がりが誕生して、新たなムーブメントとして一歩ずつ「熟成」している。

 出演するメンバーは、沖縄を代表する存在の喜納昌吉さん、UA、PJ、RAS TAKASHIなど、沖縄在住のミュージシャンに加え、CRO-MAGNON、田我流、AO YOUNGなど内地から赴いていくミュージシャンが加わる。

 飲食出店も、他では味わうことのできないクオリティを誇っている。もしかしたら、バラエティさとあいまって、日本最高レベルかもしれない。日本最高ということは、世界最高ということだ。

 安心して食べて、安心して音楽を楽しんで、安心して仲間と語らう。そんな場が<残波ジャム>に違いない。成田発のジェットスターを調べたら、8日発の最低料金が12,990円。沖縄は、実はそんなに高くない。

残波ジャム2013
日時:11月9日(土)〜10日(日)
会場:沖縄読谷村残波岬公園特設ステージ
チケット:前売5,000円(2日通し券)、3,500円(1日券)
     当日6,000円(2日通し券)、4,500円(1日券)

残波ジャム2013の詳細はコチラをチェック

Latest Posts

Pickup Writer

ホーボージュン 全天候型アウトドアライター

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

森山憲一 登山ライター

高橋庄太郎 山岳/アウトドアライター

森山伸也 アウトドアライター

村石太郎 アウトドアライター/フォトグラファー

森 勝 低山小道具研究家

A-suke BASE CAMP 店長

中島英摩 アウトドアライター

麻生弘毅 ライター

小雀陣二 アウトドアコーディネーター

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

宮川 哲 編集者

林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者

藤原祥弘 アウトドアライター、編集者

ふくたきともこ アウトドアライター、編集者

北村 哲 アウトドアライター、プランナー

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

河津慶祐 アウトドアライター、編集者

Keyword

Ranking

Recommended Posts

# キーワードタグ一覧

Akimama公式ソーシャルアカウント