- フェス
福島の子どもたちを野外フェスへ。青空CAMPの挑戦は今年も続く。
2014.01.08 Wed
菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ
フェスを思い浮かべるとき、夏をイメージする人が多いと思うけれど、夏以上に個性的なフェスが顔をそろえているのが春フェスだ。ビッグフェスにはない「個性」を、それぞれのフェスが作り出そうとしている。
5月中旬に、朝霧高原の牧場で開催される「青空CAMP」。富士山のすそ野の拡がる牧場でのキャンプインスタイルのフェスは、自然の豊かさを感じさせてくれる時間になるに違いない。
このフェスが打ち出しているのは、「福島の子どもたちを招待する」こと。ファンドという形で支援を求めて、集まったお金で福島の子どもたちをキャンプに招待する。去年も企画・実施され、多くの子どもたちが、朝霧の自然のなかで、思いっきり自然を楽しんだ。
原発事故によって、外遊びが制限されている福島。外で遊べないことは、子どもたちの心にも大きな疵痕となっているのかもしれない。福島の子どもたちにとっても、朝霧高原でのキャンプは、大きな想い出になるはずだ。
現在、支援金を募集しているとのこと。自然と共生するフェスだからこそできることを、「青空CAMP」は実践している。
青空CAMP2014
日時:5月17日〜18日
会場:ハートランド朝霧
※支援は一口1,000円から。
詳しくは青空CAMPのHPにてチェック。