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【GREENROOMインタビュー】海が大好きな仲間が横浜に集う、春フェスを代表するフェス。
2016.05.14 Sat
菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ
海の自然を守ることをメッセージに、2005年に横浜の大桟橋ホールでスタートしたGREENROOMフェス。赤レンガ地区の会場を移してから、春フェスを代表する存在として、認知されてきた。音楽だけではなく、アートや映画まだを含んだフェスとして、独自のスタンスで進化を遂げてきた。海外のミュージシャンと日本のミュージシャンが同じステージに立つのも、GREENROOMフェスの特徴のひとつだ。今年はアコースティックのギターデュオでありながら熱いステージで海外ではフェスで引っ張りだこのロドリーゴ・イ・ガブリエーラや、昨今のR&Bシーンに多大な影響を与えてきた歌姫チャカ・カーンなどがやってくる。GREENROOM代表の釜萢直起さんにインタビュー。
—— 2005年にスタートしたグリーンルームフェス。そもそも立ち上げたきっかけを教えてください。
カリフォルニアのラグーナビーチで2002から2004年まで3年間だけ開催された、ムーンシャインフェスティバルを見に行きました。最高にかっこいいイベントで、インスパイアされて、日本で、絶対にやりたいと思って、2005年2月に横浜大桟橋で立ち上げました。
—— 失礼な質問かもしれませんが、ここまで続くと思っていましたか。
12年前の初回開催の日に、一生続けるとだけ勝手に決めました。あとは毎年、考えられたのは、来年のことまでで、1年1年が12年になったと思います。
—— グリーンルームは昨年からハワイでも開催されるようになりました。世界のビーチカルチャーをつなぐ存在になっているのではないですか。
まだまだ海はとてつもなく広いです。でも、サーフカルチャーの聖地ハワイで開催できたのは、本当に嬉しかったです。それよりも、地元で開催しているという意識もあります、6年前にGREENROOMのART GALLERYであるGREENROOM Hawaiiをハワイに出店してから、今までの6年間ハワイのスタッフやローカルやアーティスト達と築いて来たことの上にある、念願の開催でした。今年は9月10日にハワイ最古の野外音楽堂ワイキキシェルで開催します!
—— 音楽だけではなく、アートや映画など、様々なカルチャーが一堂に会します。横浜で開催されるグリーンルームの、今年の特徴を教えてください。
今年は新しいエリアが北と南に大きく広がります、赤れんがから、象の鼻やMARINE&WALKまで、海沿いを歩きながらFESを楽しんでください
—— ヨガやキッズエリアなども設けられています。多様な時間を楽しめそうですね。
子どもが笑顔であれば、大人も笑顔なのです。子どもが踊れるKIDS DISCOは大盛況で、キッズエリアは年々、参加者が増えています。
—— 初めて参加する方に、どんなアドバイスがありますか。
仲のいい友達のホームパーティーに行くような、カジュアルでリラックスな気分で初参加してください。
—— ここでどんな時間を過ごして欲しいと考えていますか。
オープンに自由に過ごしてほしいです。友達同士や家族でライブを最前列でモッシュも最高。一番後ろで寝転がって見ても最高。お酒片手にゆらゆらも最高です。
—— 開催が近づいています。オーガナイザーの現在の心境を聞かせてください。
あと一週間で開催、今までで一番おもしろいGRFにします。
会期:5月22日(土)・23日(日)
会場:横浜赤レンガ地区特設会場
出演:rodrigo y gabriela、Chaka Khan、Hiatus Kaiyote、Nattali Rize、クレイジーケンバンド、ハナレグミ、SOIL&”PIMP”SESSIONS、SPECIAL OTHERS、UA、clammbon、Caravan、Suchmos、他