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3月も冬フェスに注目。雪国だからこそ特徴がある雪フェス3選!
2017.02.15 Wed
新潟県十日町で開催される「豪雪ジャム」や、岩手県安比高原での「APPI JAZZY SPORT」など、雪国での冬フェスは定着してきた。このふたつは10回以上の開催を続け、冬フェスの歴史を刻んでいる。冬だからこそ、その地域の特性が出るのだろう。雪国でのフェスは3月に相次いで行われる。3月に雪国で開催されるフェス3選。
まず山形県の肘折温泉での「肘折国際音楽祭」。アキママでは雪が降るほどに宿泊料金がお得になる「大雪割」を紹介した肘折温泉。「国際音楽祭」と銘打つだけあって、国内だけではなく、フランスやカナダからアーティストを招聘。国内のミュージシャンも、1972年にデビューしたフォークシンガーの友部正人さんといった超ベテランから、昨年のフジロックのステージで俄然注目を集めたjan and naomiなど個性的なラインナップだ。「のんびりとした居心地の良さの中で、伝統ある湯治場や温泉文化に触れ合いながら、音楽という新しい風を感じることで、 来場者、そして地域の人々にも非日常的な体験をしてもらい、新たな東北文化を創造し、日本・世界へ発信して行ければと思います。また、3m以上積もる雪で閉ざされた冬の肘折が秘境と呼ばれる所以も感じて頂ければと思います」とホームページにメッセージが掲載されている。
開催日:3月4日(土)・5日(日)
会場:肘折いでゆ館ゆきんこホール(山形県最上郡大蔵村肘折温泉)
出演: Eric Chenaux(France)、友部正人、曽我部恵一、湯川潮音、長谷川健一、KUDANZ、Ryan Driver(Canada)、outside yoshino、ランテルナムジカ、寺尾紗穂、ROTH BART BARON、jan and naomi
二つ目に紹介するのが、「北海道に冬の音楽フェスを」という思いから2011年にスタートした「OTO TO TABI」。2011年の第一回は、曽我部恵一や七尾旅人など5アーティストの出演だったが、年を重ねるごとに一歩一歩注目と人気を集め、今年はすでに20もの出演者が発表されている。ステージも5つあるようだ。ちなみにライブは室内だけれども、飲食などの出店は野外のようなのでウェアにはご注意を。
開催日:3月11日(土)
会場:札幌芸術の森アートホール(札幌市南区)
出演:サニーデイ・サービス、WONK、AwesomeCityClub、勝井祐二×ナカコー、seiho、長岡亮介、七尾旅人、Predawn、MOROHA、他
三つ目が、すでにアキママでも紹介している志賀高原の「スノーモンキー・ビアライブ」。国内外のクラフトビールのブルワリーが集い、ライブとクラフトビールをたたただ楽しむことを目的に開催される。ラインナップされるクラフトビールは、おそらく150以上。チケットには、特製グラスとビールチケットも付いている。日本を代表するクラフトビールが揃うフェスは今年で6回目の開催となる。
開催日3月18日(土)・19日(日)
会場:志賀高原総合会館98ホール(長野県志賀高原蓮池)
出演:ザ・なつやすみバンド、jizue、bonobos、Michael Kaneko、サニーデイ・サービス、toe、Yogee New Waves、Nabowa、韻シスト、他