• フェス

雪花火に雪玉サバゲー。雪フェスを代表する豪雪JAMはここだけにしかないコンテンツが満載。

2019.02.13 Wed

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

 2017年まで十日町雪祭りのメイン会場をステージにしていた豪雪JAM。開催時期も、2月第3週の雪祭りの日曜だった。11回目となった去年から時期は3月に変わり、会場も十日町市内からはちょっと離れた場所に移り、雪花火と同日同会場での開催となっている。

 今でこそ、雪が多い地域でも冬にフェスが開催されているけれど、ほとんどが室内を使ってのもの。野外にステージがあり、出店も野外に並ぶ冬フェスは、今もって豪雪JAMだけかもしれない。
「3月とはいっても、夜はかなり冷え込みます。昨年の豪雪JAMでいうと、昼は暖かくてステージ時間は半袖でもいいくらいの気候なのですが、夜の雪花火の時間はけっこう冷え込んでいました。気温でいうと1~16度までの差がありますから」と豪雪JAM実行委員会長の酒井直亮さん。

 スタッフのほとんどがボランティアで、十日町という地元を盛り上げたいという気持ちが、豪雪JAMにいると伝わってくる。その熱さが、なんといっても豪雪JAMの魅力だ。

「全国からより多くの方に十日町市に来て欲しいんです。そしてそこで繋がったありがたいご縁が続き、違うフェスで再会してハグしたり、乾杯したり、それがも~たまらないですね。それが豪雪JAMを続けている一番の理由かもしれません」

 今年は5人のアーティストがラインナップされた。過去に出演したことがあるのは切腹ピストルズだけ。豪雪JAMにとっての新しい顔が並んでいる。スノーアクティビティが無料で体験できるのも新しい試みだ。そして豪雪WARSと命名された「雪玉サバゲー」も開催される。フェスが終わった後の雪花火も圧倒的で美しい花を夜空に咲かしてくれるだろう。豪雪JAMは、変わらない熱さを持ちつつ楽しみ方が追加されていく。

 今年も越後のおいしい日本酒でカンパイ!
 

 
豪雪JAM
開催日:3月2日(土)
会場:あてま高原リゾート ベルナティオ
出演:LUCKY TAPES、MONO NO AWARE、Muff、切腹ピストルズ、DÉ DÉ MOUSE

 
豪雪WARS

 

Latest Posts

Pickup Writer

ホーボージュン 全天候型アウトドアライター

菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ

森山憲一 登山ライター

高橋庄太郎 山岳/アウトドアライター

森山伸也 アウトドアライター

村石太郎 アウトドアライター/フォトグラファー

森 勝 低山小道具研究家

A-suke BASE CAMP 店長

中島英摩 アウトドアライター

麻生弘毅 ライター

小雀陣二 アウトドアコーディネーター

滝沢守生(タキザー) よろず編集制作請負

宮川 哲 編集者

林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者

藤原祥弘 アウトドアライター、編集者

ふくたきともこ アウトドアライター、編集者

北村 哲 アウトドアライター、プランナー

渡辺信吾 アウトドア系野良ライター

河津慶祐 アウトドアライター、編集者

Keyword

Ranking

Recommended Posts

# キーワードタグ一覧

Akimama公式ソーシャルアカウント