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GREENROOM、FUJI & SUNが同じ日に第一弾アーティストを発表。みんなで作る春フェスへ。
2021.03.10 Wed
菊地 崇 a.k.a.フェスおじさん ライター、編集者、DJ
2月下旬にアキママで掲載した4つの春フェスオーガナイザーが集っての座談会。例年であれば、4つのうちで、早い時期に開催されるFUJI & SUNとGREENROOMのふたつが、座談会の公開時には開催が未発表だった。
東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県で緊急事態宣言が再延長された日(3月8日)に、そのふたつの春フェスの第一弾アーティストが発表された。座談会では「緊急事態宣言が解除されてのちに」という話を、どちらのオーガナイザーもしていたけれど、再延長の期限である3月21日に解除されるのかどうかも見えない状況では、春の到来に向けて「開催するんだ」という宣言をしておく必要があったのだろう。特に横浜という都市で開催されるGREENROOMが開催を発表したことは、他の春フェスも追随していく機運が高まっていくに違いない。
GREENROOMはNulbarich、SIRUP、never young beach、clammbon、SPECIAL OTHERS、RHYMESTER、GLIM SPANKY、ORIGINAL LOVE、TENDRE、LUCKY TAPES、NakamuraEmi、TRI4THの12アーティスト。FUJI & SUNは悪魔の沼、OLAibi + KOM_I、折坂悠太、君島大空、GOMA、寺尾紗穂、TENDRE、nutsman、ハンバート ハンバート、VIDEOTAPEMUSIC、冥丁、森山直太朗、Ramza 、 U-zhaan、林立夫 with 大貫妙子の14アーティスト。都市型フェスとキャンプインフェスを彩ってくれるアーティストがラインナップされている。出演するアーティストの発表は、ファンのフェスに対するモチベーションを上げてくれる。
しばらくは、コロナより前と同じようにフェスを楽しめるわけではない。参加するファンに向けてのガイドラインも、それぞれのフェスからリリースされるだろう。今のフェスという時間を十分に楽しみつつ、ガイドラインを守り、どうコロナの時代のフェスという場をみんなで作っていくのか。その責任は参加するすべての人に託されているし、役割は参加するすべての人が課せられている。今年の春フェスは、特別な参加するすべての人にとって、忘れられない特別な時間になりそうだ。フェスの新しい歴史が、ここからはじまると言っても過言ではない。
GREENROOM FESTIVALʼ21開催日:5月22日(土)23日(日)
会場:横浜⾚レンガ地区野外特設会場
第一弾発表:Nulbarich、SIRUP、never young beach、clammbon、SPECIAL OTHERS、RHYMESTER、GLIM SPANKY、ORIGINAL LOVE、TENDRE、LUCKY TAPES、NakamuraEmi、TRI4TH
※3月10日より波割チケット(EARLY BIRD TICKETS)発売。
FUJI & SUN’21
開催日:5月15日(土) 〜16日(日)
会場:富士山こどもの国
第一弾発表:悪魔の沼、OLAibi + KOM_I、折坂悠太、君島大空、GOMA、寺尾紗穂、TENDRE、nutsman、ハンバート ハンバート、VIDEOTAPEMUSIC (DJ Set) 、冥丁、森山直太朗、Ramza 、 U-zhaan、林立夫 with 大貫妙子
※3月8日から21日まで2週間限定で早割チケット発売中。