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【FUJI ROCK FESTIVAL’23】直前TIPS! 完全復活したフジロックも楽しもう
2023.07.26 Wed
フジロックはコロナ禍の影響により、はじめて開催が中止され、マスク着用や大声禁止、ソーシャルディスタンスの確保といったルールが徹底された「特別なフジロック」も開催された。そんな史上最大の試練とも言えるコロナ禍を乗り越え、ついに今年、パワーアップしたフジロックが帰ってくる!
いよいよ今週末に迫り、焦って準備をはじめている人々も少なくないはず。フジロックを満喫したい! そんな人へ、知っておくとよりフジロックを楽しむことができる3つのTIPS(秘訣)をご紹介。
1)天気はどうなる?
フジロックの会場は山岳地帯にあり、天気の移り変わりがはげしく、「かならず雨が降る」とも言われるほど。だが今年は3日間とも晴れが続きそうだ。
「雨が降らないからラッキー!」と思うかもしれないが、そうも言ってられないのがフジロック。まずキャンプサイトの利用者は砂埃に要注意! よろず相談所やキャンプサイトフードエリアの前のスペースは、砂地になっている。雨が降らず乾燥した日が続き、さらに何百人、何千人もの人が往来すると、細かい砂が舞い上がり吸い込むことで、人によっては喉を痛めてしまう場合もある。コロナ禍が明けマスクが解禁となりはしたが、気になる人はマスクを持参しておくとよいだろう。
さらに、今年は例年より気温が高く、暑い夏になると予想されている。苗場スキー場は約900mに位置しているため、都心にくらべて過ごしやすい気候ではあるのだが、それでも最高気温は30度をこえる可能性が高い。いままでのフジロックでも、日差しが強くて木々の下で多くの人が休んでいるのを見かけている。今年はそれ以上の気温が3日続くとするならば、入念な日差し対策をしておくと心強いかもしれない。ハットやキャップといった帽子が必須なのはもちろんのこと、最近よく見かけるようになった、携帯用の扇風機や、首にかける冷却リングなどもいいだろう。日差しに耐えられなくなったら無理をせず、すぐに日陰で休むこと。おすすめの日陰スポットはレッドマーキーの向かいと、アバロン近くのハンモックエリア。
※晴れ予報だとしても、万が一のために、雨対策は忘れずに!
2)パレスが復活するよ!
4年ぶりに「THE PALACE OF WONDER」が復活する!
入場ゲートへ向かうと巨大なオブジェが目を惹くエリアがある。通称「パレス」。世界一美しい移動テントと言われる「CRYSTAL PALACE TENT」では世界各国のバンド&DJたちが毎夜29時(午前5時)までフロアを沸かせる。
パレス内にある新人アーティストの登竜門的ステージ「ROOKIE A GO-GO」では、一般応募のオーディションを勝ち抜いた選りすぐりのアーティストがステージに立つ。過去には、King GnuやCreepy Nuts、女王蜂、サンボマスター、ASIAN KUNG-FU GENERATIONといった著名アーティストも出場している。今回ヘブンに出演する君島大空や、グリーンの羊文学もROOKIE A GO-GOを経て、フジロックへの出演を果たした。
パレスはフジロックの1エリアでありながら、なんと無料。チケットを持っている日の前夜にパレスで遊んでから……、なんてこともできてしまう。
音楽だけではなく、サーカスなどパフォーマーによるショーも行なわれるオールナイトな非日常空間を大いに楽しもう!
3)新サービス「FUJI ROCK PLUS」とは?
例年よりパワーアップしたというのが、この「FUJI ROCK PLUS」。フジロックには11のステージがあり、フードは約80店舗も出店している。それだけあれば混雑しないだろうと思ってしまうが、そうもいかない。そこで活躍するのが、今回からの新サービスとなるFUJI ROCK PLUSだ。
種類はふたつ。オアシスからホワイトを結ぶシャトルバスの利用、シャトルバスの乗降場のそばにある専用休憩スペースの利用、飲食店での優先購入、がセットになった「Bus & Food Pass」。グリーン、ホワイト、レッドマーキーの特設ビューイングエリアの利用、グッズの優先購入、がセットになった「Stage & Goods Pass」。どちらも購入する必要があるのだけれど、その値段以上の価値はあるだろう。7月26日現在、「Bus & Food Pass」は28日のみ、「Stage & Goods Pass」は3日すべて販売している。
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今年はどんなフジロックになるのか!? 事前の準備は万端に。Akimama編集部は今年も「よろず相談所」として現地入りする予定。いっしょに最高のフジロックを体験しよう!