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フジロックを家族で楽しむ新たなカタチ。<KIDS ADVENTURE in FUJI ROCK FESTIVAL>が今年も大盛況!
2023.09.08 Fri
今年のフジロックでは、200組以上のアーティストによるライブステージをはじめ、音楽以外のさまざまなコンテンツも幅広く展開された。なかでも盛況だったのが、キッズプログラム<KIDS ADVENTURE in FUJI ROCK FESTIVAL>だ。
小学生を対象としたこのプログラムは、その名の通り、フジロックに来場した子どもたちがアウトドアの達人であるプロのガイドとともに、フェスティバル会場内を冒険するというもの。昨年のフジロックで初めて開催して、とても好評だったことから、2回目となる今回は規模を5倍に拡大! フジロック開催期間中の3日間、2つのコースが3つの時間帯で毎日開催された。
選べるコースは川遊びを楽しむ「キャニオンコース」と、森遊びを楽しむ「フォレスト&リバーコース」。実施時間は約2時間、モーニングとデイタイム、アフタヌーンの1日3回、各30名が参加。
「キャニオンコース」ではフジロックの会場内を流れている浅貝川で、スリル満点のキャニオニングに挑戦。ライフジャケットを装着し、ガイドのサポートを受けながら下流に向かって進みながら、川に飛びこんだり、流れたりと大はしゃぎ!
「フォレスト&リバーコース」ではボードウォークを中心に、苗場の湿地帯に生息する植物や昆虫、流れ出る湧き水などを細かく観察しながら歩を進めていく。ガイドは子どもたちが発見したものを拾い上げ、知識を深めるトークをクイズ形式で楽しく展開。なかには木の幹に残されたクマの爪痕を観察する時間などもあり、野生動物との共生を知る貴重な場面も盛り込まれている。
このプログラムの特徴は、子どもは親の手から離れて、同年代の子どもたちや外遊びの達人とともに、フジロックの会場内にいながらにして大自然をダイナミックに冒険できることにある。それと同時に、子どもが自然で遊んでいるあいだ、大人はライブを楽しんだりと、自分の時間を楽しむことができるのも大きな魅力だ。この企画の登場により、それまでにはなかった、新たなファミリーでの過ごし方がフジロックに追加されることとなった。
この企画をサポートしているKEENマーケティングの久保悦司さんは、フジロックでキッズアドベンチャーを実施する目的を「ファミリーに向けた企画の提供」と「子どもの足元を守るため」とコメント。また、KEENのミッションのひとつでもある「すべての人が “ソト” を自由に楽しめるように、みんないっしょに協力すること、助け合うことを、子どもたちにも体験してもらいたい」という願いも込められていると話してくれた。
また、プログラム中のモーメントは、KEENのオフィシャルカメラマンによって撮影され、後日その写真データをもらえるので、子どもたちが経験した冒険の一部を保護者も知ることができる。さらにコースの全参加者は、KEENのkidsシューズレンタルを利用できるので、サンダルを持参する必要もない。水陸両用の、つま先を守るトウプロテクションサンダルを履いた子どもたちは、自然とともにあるフジロックで、川の中や、森の奥まで難なく駆け回り、豊かな自然の恵みを全身で感じとっていた。
子どもたちが履いていたKEENの「NEWPORT」は、今年で誕生20周年を迎える水陸両用サンダル。フジロック'23とのコラボモデル「NEWPORT RETRO」も販売されており、雨も晴れもあるフジロックの気候にもフィットするだけでなく、オールシーズンで使用できる逸品だ。キッズ向けには、11.5㎝から23.5㎝までサイズ展開されている「NEWPORT H2」。靴ひもではなくバンジーコードが採用されているので、着脱も楽々、紐がほどける心配もない。さらにカラーも豊富で、さまざまなバリエーションのなかから選んだり、親子リンクコーデを楽しむこともできる。
▶︎フジロック'23 × KEEN
フジロック'23ではキッズプログラム<KIDS ADVENTURE in FUJIROCK FESTIVAL>のほか、KEENオフィシャルブース「KEEN POP UP STORE at FUJI ROCK FESTIVAL」にてコラボレーションサンダル、防水トレッキングシューズなどシューズ・グッズの販売や、「NEWPORT」インスタレーション展示が実施された。
▼筆者
早乙女 ‘dorami’ ゆうこ
音楽ライター、通訳
栃木県佐野市出身。音楽を軸にコンサート制作通訳、音楽プロモーション、海外情報リサーチ、アニメや人形劇の英語監修及び翻訳、音楽情報サイトで編集・執筆を担うパラレルワーカー。
▼写真クレジット
KEEN JAPAN