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溶岩石プレートでバーベキューしてみたら、タマネギが主役級でやばい
2013.11.06 Wed
林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者
先日ご紹介したSOTOの「レギュレーターストーブ専用 溶岩石プレート」ですが、Akimamaスタッフは原稿を書いてるときからテンション上がりっぱなし。というわけで、さっそく限定品を入手しちゃいました! やっほ〜〜〜い!!
記念すべき初溶岩石バーベキューは景色のいいところで、と思っていましたが。届いた瞬間からガマン不可能状態。当然のように開封から即セッティング、からのキッチンバーベキューをスタートです。
で、細かいハナシはすっ飛ばして感想を言うなら、とにかく感動! 何って、肉が!! 安いお肉なのに、牛肉はフワフワ。豚肉にいたっては、噛みしめた瞬間肉汁があふれ出てきて口の中がいっぱいになるほど。うわ、なにこれ! ウマい〜〜、おいしい〜、ジュ〜シ〜〜と、ボキャブラリーの貧困さを露呈せざるを得ない恍惚状態。鶏肉なんて、噛みしめた瞬間に生焼けかと思って驚くほどの柔らかさ。それでいてきちんと火は通っているという、これまでに味わったことのない絶妙の焼け具合です。溶岩石、マジすげ〜!
それ以上に驚きなのは野菜のおいしさです。特にアスパラガスとタマネギは、溶岩石との相性抜群。アスパラガスはしゃきしゃき感を残したまま適度に柔らかく、タマネギはどうやったらこんなに上手に焼けるの?と聞きたくなるくらい甘みたっぷりのほっくほく。最終的には「主役は肉ではなく野菜」という結論に至るほど。
サイズも納得でした。ちょっと小さいサイズの溶岩石プレートだからこそ、食べるペースもゆっくり余裕。ドッと素材を乗せて焼けたはしからハイスピードで平らげるのではなく、ゆっくり火を通しながら美味しさを堪能する。全力疾走ではなく、ハイキングのようなスローペース。おしゃべりしたり、普段は飲まないお酒もちょっぴり入れて、いや贅沢の極みです。
総じて。溶岩石でなら、肉も野菜も蒸したかのようにみずみずしく、それでいて旨味を閉じ込めたまま完璧な火加減で焼き上がる、といった印象。素材は多少厚くても遠赤外線のおかげなのかしっかり焼けるので、やりすぎ!ってくらいに厚めに切るのがコツです。目安としてタマネギなら1cmはほしいところ。お肉もジューシーさを味わうなら薄い焼き肉用ではなく、ステーキ用の厚いヤツがオススメ。で、素材の旨味を楽しむために、塩こしょうだけでいただく、なんてのがいいようです。
最初は「アウトドア用で1kgもの重さがある溶岩石プレートって?」と思ったものの、一回溶岩石バーベキューを経験してみると「ありかも。この美味しさを知った以上、背負っていく価値あり」へと変わってしまいました。何でも美味しくなる魔法の石版。次はあれを焼きたい、これを焼こうと、早くも次回の素材選びが始まっております。ごちそうさまでした〜〜。
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■新富士バーナー
溶岩石プレート プロモーションビデオ
販売価格 4,305円(内税)