- 料理
【おいしい】名物は鰹のタタキだけじゃない。高知県でキャンプをするなら、ご当地食材がヤバイ!!
2016.09.27 Tue
大村嘉正 アウトドアライター、フォトグラファー
個性的な四県が集まった四国ですが、こと「食」に関しては高知県が一歩リード。というわけで、たとえば四万十川など高知の大自然でキャンプをするなら、地元民御用達のスーパーマーケットでの食材調達を強くお勧めします。ここではそのほんの一例、「地元ではふつう、旅人には非日常」な食材を紹介していきましょう。
サバの姿寿司
とくにおもしろいのがスーパーの鮮魚部。ウツボのタタキやチャンバラ貝(正式名称マガキガイ)など他県民には謎の魚介が並ぶなか、横綱級の存在感なのがサバをまるごと1匹使った尾頭付きの姿寿司(画像のような少量パックもありだがからご安心を)。柚子酢の酢飯がさわやかだ。炭火であぶるとさらにおいしくなるので、高知キャンプ食の王様であろう。
田舎寿司
寿司ネタがなんと、ミョウガやタケノコといった野菜! この画像では魚ネタも入っているが、オール野菜という精進寿司もふつうに販売している。こちらも柚子酢が効いておいしい。「柚子酢強め」が高知のテロワールですな。
田舎豆腐
この堅さを見よ! 大豆の風味が生きていて、食べ応えも満点。
コンニャク
山間部のスーパーや産直、道の駅で出会える手づくりコンニャク。食感はプリプリで、刺身でもいけます。これはキビ入り。
大丸
某有名百貨店のような名前のこれ、練り物の一種で、購入時には棒状。それを輪切りにすると、あれまあ華やか。しかしなんで、高知人はゆで卵を入れようと思ったのか? でも、旨いから許しちゃうのだ。
芋天
芋を食ってるのか衣を食ってるのかわからぬ代物。田舎へ行くほどデカく、衣も厚くなる傾向がある。「芋のフリッター」と言ったほうが正確だと思うが……。
★他にも「甘い赤飯」「カメノテ」「和菓子コーナーではなく、総菜売り場に羊羹」など、いろんな〈高知県なにこれ食材〉に出会える県内の地場スーパーマーケットはココ。
・チェーン店……『サンシャイン』『サンプラザ』『サニーマート』
・吉野川上流域(大豊、本山町)……『末広ショッピングセンター』